交感神経は危険の知覚神経と危険に対する反応の神経である。

交感神経の反応は2つに分けられる、

逃避か逃走か、

これこそがストレスであり、緊張状態になる神経である

緊張は人間に病気と嫌な気分を引き起こす、

交感神経は生命を守るために 

逃げるか戦うかの行動に移る神経である。

緊張=収縮 循環障害 怒り 不安 また一方では強い快楽ももたらす。

戦うということは 強い緊張とともに 大きな快楽でもある。

戦いで人は興奮する、見ているだけでも興奮する。

特に見ている人は安全性が担保されているから 快楽が大きい。

痛みを引き起こすのも 外からの強い力であり 痛みは身体の反応である。 

痛みとは生命の危険を知らせるものである。

この痛みの反応とともに交感神経反応がある。

生命の危機、そこで 守り 攻撃する そういった強い本能がある。

行動は交感神経 休息は副交感神経

交感神経刺激は強く 反応は速く 収縮反応である

副交感神経刺激は弱く 反応はゆっくり 拡張反応である

これらが波のリズムとして私達に快楽をもたらす

日中の活動的な動き(交感神経)と 夜中の睡眠 安らぎ(副交感神経) これが快楽である

活動して捕食をして食らいつく(交感神経) 咀嚼 味わう 嚥下 消化(副交感神経) これが快楽である

筋肉の収縮(交感神経)  筋肉の拡張(副交感神経)

こららは波なので より深い副交感神経の後により高い交感神経反応が可能になる。

筋肉が十分に弛緩すれば 筋肉は大きく収縮 行動できる

ところが 筋肉が弛緩できなければ 筋肉はほとんど収縮できないというか 収縮したままになってしまう。

拡張したものは 容易に収縮も拡張もできるが

収縮したものは 拡張も収縮も困難になる

ビーチボールを思い浮かべてほしい、空気を抜いて完全に収縮してしまったビーチボールは広げるのも収縮するのも大変だ

特に空気を押し出すことが難しくなる。

ところが 大きくなった ビーチボールは張力をかければ空気を勢いよく出すことができる。

交感神経がうまく働くのは 副交感神経がちゃんと働いている時だ!

昼間活動的に働くのは 夜しっかりと眠れている時!

筋肉が十分に収縮できるのは 筋肉が十分に拡張した時!

ドキドキ(交感神経)がワクワクになるのは 安全性が確保されている時

副交感神経を刺激し活発にする、

副交感神経は2割が遠心神経 8割が求心神経であり

脳からの刺激より 圧倒的に身体からの刺激により反応する

カウンセリングより 肌のぬくもりのほうが効果が高い

カウンセリングも 言葉の内容より 表情とか間合いとかの

共感の 抹消からの副交感神経刺激のほうが効果が高い

抹消の副交感神経を刺激し 抹消の組織の緊張を解いていく

筋肉をゆるめていくことで 身体も神経も脳もゆるんでいく

さとう式のケアは 抹消にアプローチする 抹消を広げていく

身体を腔を広げていく 身体が暖かくなる 筋肉が柔らかくなる

拡張しながら 少し収縮させる そして拡張させていく

運動神経の電気刺激は筋肉を収縮にむかわせる

交感神経の電気刺激は筋肉を緊張(収縮)にむかわせる

物理的にファシアを広げながら 空間をひろげながら

副交感神経を刺激していく そしてまた

ファシアを広げていく そして副交感神経を刺激する

皮膚をずらして 毛細リンパ管の弁を広げる

筋肉をずらして 筋肉の間を広げ筋肉を膨らませる

(腔を広げる、ファシアを広げる=物理刺激)

耳たぶを回す 顎を揺らす 呼吸をする

(副交感神経刺激=電気刺激)

物理的な刺激が 副交感神経という電気的な刺激に変わり

またこれが 筋肉や空間を拡張させていく

拡張した 筋肉や空間は 活動しやすくなり

この時の 交感神経刺激による 活動はより活発になる

副交感神経反応は遅く 交感神経反応は早い

副交感神経させうまく働かせれば 交感神経はうまく働くことができる。

強い刺激させ加えてあげれば交感神経は働く

強い快楽が交感神経なので 皆交感神経刺激を求めてしまう。

薬、sex、ギャンブル、スポーツ、格闘技

アルコールで副交感神経を活性化さえて格闘技、スポーツ観戦をすると 快楽に満たされる。

私達は 睡眠や食事 や睡眠 そして自然の中のゆらぎ 茶道、華道のみ 静寂の リラックスの 副交感神経刺激だけで幸せになれるが

十分な 睡眠や食事 リラックスの後の 交感神経刺激によっても 強い快楽を得ることができる。

またこれらが欠乏すると より交感神経刺激を求めてしまう。

食事による内臓感覚が欠乏すると 空腹であると

イライラし 捕食(攻撃的になり) 食らいつきにいく!

本当に得たいものは、咀嚼、味わいなのに

ただ 食いにいき 味わうことなく食べ過ぎてしまう。

大切なのは 副交感神経優位で楽しむこと、できれば薬やアルコールにたよらず、自分の身体にアプローチして 副交感神経優位にしてあげる。

これで 身体も マインドも解放されていく

マインドからのアプローチとしては 瞑想やカウンセリングがあるが まず 身体からアプローチしていく

身体がからのアプローチとしてヨガや山登りもあるが 

ストレッチや 山登りは大腰筋をつかうので良いがやはり「やる気」=ドーパミンが必要である。

またマッサージやストレッチ カイロプラクティクもあるが

これも刺激が強すぎることが多い

ただただ 自分でできる ゆるめる ケアは さとう式くらいではないだろうか?

呼吸という方法もあるが これらは呼吸筋しかつかわなく、抹消というより 自律神経に働きかけることになる。

一部しか反応しないし そもそも呼吸筋がカチカチであり呼吸を楽にできたいため 一生懸命呼吸してしまう。

リンパケアのように筋肉を撫で 呼吸筋をゆるめ ゆっくり呼吸できるだけでなく、 より中枢に近い 口腔領域の筋肉をゆるめたほうが より効果的である。

十分に筋肉をゆるめ 副交感神経刺激を高め また筋肉をゆるめ 

副交感神経刺激を高め 少しだけ交感神経を高めると

大きな快楽が得られる。

瞑想のように意識からリラックスは難易度が高い

身体からリラックス 副交感神経からリラックス 

そして 瞑想をすれば より深いリラックスが得られる

 

難しいことを書いてきたが 

ただ 筋肉がゆるむことを 感じれば良い、、、

 

感じる ケアする 感じる ケアするの 繰り返しだ

 

何を感じるの 柔らかく 暖かくなっていること 

「気持ちが良いということ」 ただそれだけだ