さとう式の仮説
さとう式の基本
1身体は腔でできている
2支持金は屈筋
3筋肉をゆるめる
1身体は腔でできている(身体全体の筒状構造体 力学的圧力張力モデル)
腔の構造体であるか 軸の構造体であるかは 捉え方の違いではあるが
基本構造体としては 軸組工法より中空構造物のほうが強度は強く 身体は中空構造物として
捉えることが可能である
実際に身体は筒状の構造物であり 中空構造物としてとらえるだけで強度が強くなり安定する
これらの中空構造体は 建築学などでは当たり前のことであり、
一部の整体師などではテンセグリティ構造として身体を捉えているが
実際はフラクタル構造の中空構造であり 張力のみの力学モデルではない
建築様式でいえば 一般の建築における軸組構造 テントなどのテンセグリティ構造(張力モデル)に対して
人間の身体は 2×4構造 中空構造モデルに近い
一般的には筋収縮によって 骨を支えているという考え方になる
筋肉が拮抗し収縮してバランスをとると 骨格に負担がかかり 骨格間の椎間板にも負担がかかり
また筋収縮がずっと続くことになり 筋疲労がますだけでなく 椎間板が潰れたり骨が扁平になる
腔の構造体では持続的筋肉が収縮することによって 前後 また上下に収縮が起きる
筋肉疲労 加齢 緊張によって 持続的な筋肉収縮がおき 腔が潰れ 張力モデルが難しくなり
筋肉の収縮によって前後左右のバランスをとることになる
胸郭が潰れ 呼吸が浅くなり 交感神経が働き より緊張しやすくなり より疲労しやすくなる
そしてさらに 筋硬直 疲労がおこり 柔軟性を失い 筋肉や 関節組織に損傷がおきる
筋肉の筒張力モデルでは 筋肉の中央が膨らみ リフトアップし
身体の筒張力モデルでは 顔面では 腔は最大限に広がるため 前後径が広がり 左右径 が距離が短くなり小顔になる
胸郭の筒張力モデル(球体に近い)腔 腔は最大限に広がるため 前後径が広がり 左右径が距離が短くなり 細く
首での筒張力モデルでは 頸椎の湾曲により 首は中国駒状の円筒となり 首が全体に細くなる
ウエストでの筒張力モデルでは 腰椎の湾曲により ウエストは中国駒状の円筒の ウエスト全体が細くなる
胸郭での張力モデルでは 胸郭が球体に近づく バストは上がり 胸郭が開き呼吸が楽になる ゆっくりとなる
副交感神経が働き
骨でできている腔の張力モデル 顔面と胸郭 骨盤腔は
筋肉と背骨でできてる 腔の張力モデルでつなぎ合わされている その形態は
中国駒状の構造体であり 上下の骨もでるの空をつなぎあわせ張力を保ったまま可動するために
中国駒状になっており まっすぐもしくは少し凹んだ状態で張力を発揮する
身体の筒張力モデルでは バランスをあまり取らなくて良い、圧分散モデルでは 空間全ての圧力によって
身体を支える、伸筋の収縮は必要なく
筒に張力をかける姿勢と荷重で良い 筋肉に張りが必要(拡張していて少しだけ表面が張っている)
身体は腔であるということは
2支持金は屈筋
3筋肉をゆるめる
ことによって成り立つ。