力→点  張力→面  圧力→立体

 

を説明したいと思います さとう式の屈筋理論では 空間を扱うため

 

張力圧力モデルになります。

 

力は ベクトルをもち 方向と量があります。

 

 

風船に力を加えるには     風船の一点(例えば結び目)を   押すか 引く 

 




それに対して 風船のゴム 表面=面(二次元)に力が加わります

 

さらに その張力によって 中の流体に 圧力が加わります

 

圧力は全ての方向に 分散し その値は統一されてゆきます。(パスカルの原理

 

 

 

マッサージ、ストレッチモデル

 

下図は 今までの 揉む押す(マッサージ)引く(ストレッチ)モデルです


 

 

引くモデルでは 柔らかいところと 硬いところでは 弾力が違い

硬いところが強く引っ張られることで引きちぎられる




また押すモデルでは 柔らかいところを通して硬いところに触れ

硬いところが押し潰される

 

 

 

 

この繰り返しです。

 



「そんなひきちぎったり、押しつぶしたり ぐりぐりしていないよ!」という

人が多いかもしれません しかし 顕微鏡レベルの世界では同じこと(ミクロの世界では機械的損傷が起きています)

が起こっています

 

 

損傷が起きたところでは 炎症が起き 一時的に血流は良くなります。

損傷部位が再生されるのですが 根本的な 血流改善 循環改善はしていないので

 

循環状態が悪いまま再生されると より硬く再生されてしまいます。

柔らかく再生されることがなく 肩こりは改善していきません!


ミクロレベルでも 筋肉が収縮し 細胞間がつぶれ 循環が悪い状態で 酸素も栄養素も供給されず

 

筋肉細胞もその周辺組織(ファシア)も潰れてしまい 悪循環状態に陥ります。

 

まだ硬いところが残っているので それが核となって 硬いところが広がっていきます!