筋収縮において 筋肉細胞は短縮がおきる 筋肉細胞が収縮すると 筋外膜は張力を失う

 

張力を得るためには 関節の屈曲による 筋外膜に対する 伸展力が必要になるが

 

この伸展力は 拮抗筋及び 抗力 体重移動 によって 得ることができる

 

 

 

筋肉を風船ととらえると 風船の表面の弾力がなければ 風船として身体を支えることができない

 

筋肉が縦長の風船(油圧式ポンプ)として捉えるのであれば 張力は必要になりますし

 

その張力によって 風船内圧を調整が可能であり また 風船内圧が一定であれば

 

筋肉細胞の硬さや 筋周膜や筋内膜などのファシアの硬さも一定になります




レッグプレスでは 屈筋である ハムストリング 腓腹筋 ひらめ筋 大腰筋が緊張します。

 

もし 伸筋の収縮で 関節が伸びるとすれば これらの屈筋群に力が入るのは不利になります。

 

 


 

また レッグプレスでは100kg以上の 力が容易に出せますが レッグカールでは100kg以上を出すことは

 

容易ではありません  膝を伸ばす力は 圧倒的に 屈筋サイドの 内圧を高める レッグプレスの方が強いです。

レッグカールでは 屈筋群に緊張はありませんが レッグプレスでは 屈筋群に緊張があります。

 

 

 

 

レッグカールでは 体軸 垂直方向にベクトルが向き  レッグプレスでは 体軸 と同方向にベクトルが向いています。

 

さとう式の 内圧モデルでは 屈筋と伸筋が拮抗し 屈筋内圧が高まり そこに 足首背屈の抗力が加わり

 

屈筋内圧がさらに高まることによって 屈筋伸筋の均衡が崩れ 関節拡張に導かれる

 

 

関節の拡張とは 関節が180度になることであり それ以上は決して起こらない。

 

関節の拡張は 関節の間が ほぼ 0度〜180度 までだ

 

 

関節角度が O度の時 伸筋の収縮力ではテコの原理でほぼ無力となる

 

ところが 内圧を利用すれば ほぼ0度でも大きな力をつくることが可能です。

 
大腰筋の圧を高めれば ハムストリングは内圧が高まり 膝が伸展し 

 

大胸筋 広背筋の圧を高めれば 上腕二頭筋は内圧がたかまり 腕が伸展する

 

 

 

 

 

筋膜張力によって 内圧を高め 内圧が高いものが 関節を拡張させる 力になり 重力に垂直の力を出す

 

またその 重力に拮抗する 力は 重力を利用して 作用している。



屈筋理論の力学的なモデルはこれで ほぼ完璧となった、、、、

 

今までの筋肉収縮では説明がつかない、