さとう式では 

 

揉まない(マッサージしない) 

押さない(指圧しない) 

引っ張らない(ストレッチしない) 

 

というのが基本です。

 

なぜかというと  筋肉を膨らませて やわやわにしたいのです。

 

ゆるめるというのは 膨らませるということです。

 

筋肉は 水を含んだ風船、、、 心臓のようなものです。

 

心臓との違いは 心臓が 袋が防水になっていますが

 

筋肉は防水になっておらず、 筋肉の周りの水を吸い込んだり 吐き出したりする

 

風船だとうことです。

 

 

風船を 押したり 揉んだりしても 引っ張ったりしても

 

風船は 膨らまないどころか、、、、 水風船は 潰れてしまいます。

 

 

1次元で考えると 筋肉は 伸びる 縮むです これが一般的な考え方

 

2次元で考えると 筋肉は 広がる 縮むです これが筋膜リリースの考え方

 

3次元で考えると 筋肉は 膨らむ 縮むです これがさとう式の考え方、、、、

 

 

 

細胞が縮むと 筋肉の束が縮みねじれて潰れ そして 身体の筒が縮んみねじれて潰れます

 

全ては自己相似 フラクタル 構造になっていて

 

筒状構造が 圧力を分散します。

 

流体力学では パスカルの原理により 一定方向からの力は全て分散します。

 

 

 

そして 身体は筒状で 筒状構造でも同じで 圧力に対して全方向に押し返します。

 

 

 

そして 頭んいおいては 首でも動体でも同じことがいえ

 

筋緊張ではなく 筋肉をゆるめることで 全ての圧力が一定となり

 

腹圧で 頭や身体の重さを支えることができるようになるのです。

 

 

お腹に広い 筋肉の膜(腹筋)があるのは 身体を曲げるためだけのものではなく

 

腹圧によって 筒状構造体として どんな呼吸運動にも関わらず 瞬時に張力を変え

 

体荷重圧を分散させ 立つためにあるのです。

 

 

300kgの コメを担ぐことができるのは 筒状構造体が 

 

腹圧に調整によって 身体を筒状にして 上からの荷重を 上向きに抗力を伝え

 

張力によって 支えるためである。

 

筋肉収縮力によっては到底持ち上げることはできない。 

 

筋束の筋肉拡張機能と 身体全体の筒状構造体によって圧力を分散させているのだ

 

 

 

 

腹筋は屈筋であり 身体の筒を構成する要素 身体の筒の張力を構成する要素なのです

 

呼吸による 陰圧陽圧によって 崩れやすい 腹圧を 腹筋の圧力によって

 

常に 身体の張力を一定に保つべく 腹筋という薄い膜によって調整しているのです。

 

 

張力は筋肉収縮ではなく 筋拡張によって バランスをとる

 

弾力のある 筋拡張が張力をうみ 身体の 脂肪や 皮膚の張力も調整する。

 

 

 

 

 

お腹が出ているのは 風船が潰れているだけ、、、、

 

圧力が 弱いところに集中して 張力に変動が起これば

 

筒状構造体として 身体を支えることができなくなる。

 

 

押したり揉んだりストレッチでは 筒風船は潰れていまう。

 

筋肉細胞も 筋肉の束も 身体全体も 風船が潰れて 圧力が不均衡になる