炎症性サイトカインとは 炎症の時に出るタンパク質で

 

炎症を促進します。

 

欧米では「フロスorダイ」って言われて

 

フロッシングが非常に重要視されていますが

 

日本ではブラッシング一辺倒で歯と歯の間の面を磨く

 

フロッシングが重要視されていません。

 

 

口腔内の細菌があらゆる病気を引き起こすというと

 

細菌そのものが  病気を引き起こすように思いますよね

 

実際に 心内膜炎といって心臓が感染を起こすのに

 

口腔内常在菌である緑色連鎖球菌や黄色ブドウ球菌が多く、

 

弁膜症なのでは それが原因となり心不全を引き起こすことがある

 

私は救急救命で半年ほど研修をしているが

 

心内膜炎を疑い 歯科医院の受診を問診するのは医師の間では常識である。

 

恐ろしいことに 歯科医師の多くはそれを知らない

 

 

でどうしても 口腔内の細菌ということで 実際にも感染があるので

 

これらのことを連想してしまうのだが 

 

 

心内膜炎より 問題は 心筋梗塞や 脳梗塞なんですね

 

 

大切なのは 口腔内の軽度な炎症によって  心筋梗塞 脳梗塞 糖尿病が

 

引き起こされるということなのです。

 

 

これは細菌そのものが 心臓や脳までいって 感染を引き起こすということではなく

 

歯周病で炎症が起こっている部位の血管が脆くなり出血しやすいように

 

心臓や脳の血管も 炎症性サイトカインによって脆くなり出血しやすくなっている

 

傷つきやすくなり そこに脂肪がたまり 血管が肥厚し詰まりやすくなって

 

狭心症 心筋梗塞をおこしやすくなるのです

 

 

炎症性サイトカインは それと同時に 糖の分解を抑制し

 

血糖を高くする 血糖が高くなることで 免疫が働きにくくなり

 

さらに動脈硬化を引き起こし 脳血管障害 心臓血管障害 のリスクを高めるのです

 

 

鼻咽腔口腔は 異物を検知する最初の免疫器官であり

 

そこに雑菌が多くいると 異物に対して炎症性がおこりやすく

 

炎症性サイトカインが発生しやすい

 

 

口腔内を機械的に清掃して清潔に保つ

 

 

鼻は呼吸器官 口は消化器官で 口は本来呼吸器官ではありません

 

鼻咽腔と 鼻咽腔を含まない狭義の口腔を 分けるのは

 

口蓋垂(のどちんこ)と舌です

 

舌位置が低下すると 口蓋垂と舌の間に隙間ができ

 

呼吸するたびに 口腔から空気がでいりする 口呼吸になってしまいます

 

 

口腔から炎症をなくすために私たちができることは

 

あによべー体操や足指ワイワイによって舌位置を上げること

 

口腔内をフロッシング ブラッシングにいって細菌数を下げることなのです

 

 

 

 

フロッシング ブラッシングによってとれない歯石に関しては

 

スケーラーをちゃんと滅菌消毒している歯科医院で歯石をとってもらってください

 

スケーラー(超音波スケーラーを含む)やプローブ(歯周病の検査器具)は

 

滅菌消毒しているのが当たり前ですが 以外にちゃんと滅菌していない

 

歯科医院が少なくありません 

ただ消毒ではなく 

滅菌してあることが必須なので

 

通っている歯医者 通いたい歯医者に関しては ちゃんと患者さん毎に

 

滅菌消毒しているかどうか電話で聞いてから受診してください!