私はもと麻酔科で 麻酔が専門です

ところが 痛みの作用機序について 全く間違っていましたし

調べても 痛みの作用機序は 不明ばかりなのです



痛みの専門家であっても そんなものです

痛みについていろいろと調べていたら 加茂先生にたどり着きました

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/

神経が痛みを感じない

衝撃的な内容ですが 生理学的には 全くそのとおりなのです。

加茂先生の医院を見学させていただきました。

加茂先生は お名前のとおり 寡黙な先生で 

あまりお話はすることができませんでしたが

貴重な経験になりました。



私達は痛みの作用機序を完全にロジックで解明し

痛みに対しての アプローチもおこなっています



それが キラキラグーパーなのです

圧痛点の内圧を低くしてあげれば 痛みは消失する




痛みとは 神経の問題ではなく 痛みの受容器の問題です

痛みの受容器は 神経終末部にあり 繊維性結合組織に分布しているのです



何度も 何度も 何度も 繰り返し 言っていることですが

網膜がなければ ものは見えませんし

鼓膜がなければ 音は聞こえません

膜組織に 光や音の受容器があり それが神経に電気として伝えられます


 皮膚や 筋膜 骨膜 血管膜 神経膜などの 膜組織は

感覚器官であり 神経に感覚を 電気信号として伝えます

その強い刺激は 痛みとなって伝えられる


膜組織がなければ 感覚は感じないし 痛みが感じない

痛点というものも 皮膚や 膜組織の 痛み受容器である







神経を麻酔する時に 神経を針で刺すと 放散痛といって 

強い痛みを感じる これは 神経が痛みを感じているわけではなく

神経膜が痛みを感じているのです。



神経膜が炎症をおこすと 神経痛がおこります

これは帯状疱疹でおこることですよね





加茂先生はこういっておられます


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神経がヘルニアや脊柱管狭窄などで圧迫を受けても痛みやしびれが出ることはありません。


足裏の神経を想像してごらんなさい。妊婦のおなかを想像してごらんなさい。


神経は圧迫に対してとても強く、圧迫したぐらいでは何もおきません。


強く絞扼(しめつけ)すると麻痺が生じます。つまり、無感覚、運動麻痺がしょうじます。


腰椎すべり症、分離症(初期の疲労骨折は除きます)、椎間板や軟骨の変性が痛みの原因となることはありません。
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神経の圧迫で 神経の麻痺や 神経痛はおこるのですが

痛みはおこらないのです。



では痛みとは何なのでしょうか?

加茂先生はそこまでは 言われてはいません



私達は 痛みとは 膜の伸展および損傷によっておこると 断言しています。



頭痛や 腰痛の 原因が 不明とされています、

何故不明なのでしょうか? 理由がわかりません


腰痛の原因が 怒りだと言い始めるひとがいます。

怒りによって 筋肉が収縮し 筋膜ないの内圧が高まるために

腰痛が悪化する もしくは 怒りがなくなることによって

内圧が低くなり 腰痛が改善することは 十分にありえますが

決して 怒りが 腰痛の原因であるということはあり得ません



頭痛は 硬膜や 頭蓋骨の筋膜 血管膜など 複合的に

痛みがでている可能性があり 複雑ですが


腰痛などは単純です。

筋肉の痛みです。 筋肉の束が 雑巾絞りのように カチカチになり

折れ曲がることによって 線維が伸展させられて痛みを感じます。


カチカチになったものが 伸展させられ ブチブチときれて

筋膜が薄くなったところに ビリビリっと裂けたら  激痛を感じますよね

これが ぎっくり腰です


慢性腰痛の人はかならず 腰の筋肉が硬くなっています。

そして 裂けたところから 肉がはみ出したら 裂けたところは

なかなか修復されない 



筋束の内圧が低くなれば  膜の伸展はなくなり痛みが消失します

実際に内圧が低くなり 腰痛が消えているじゃないですか?





痛みがでているのは ほとんどの場合 伸展させられている 伸筋

伸筋群の関節部でおこります


首 肩 肘 腰 膝 などです



何故屈筋サイドでは起こりにくいのでしょうか?

伸筋群で痛みが起こっている場合は 必ずと言って良いほど

屈筋群で圧痛があります。


屈筋側では痛みは感じにくい 何故なら 屈筋は 短縮して 硬化しているため

筋膜が伸展されません。 屈筋群では縮んで硬くなっているのです

だから 押すと 内圧は高まり 筋膜が伸展されられて痛みを感じます

これを圧痛点と呼びます。


押して痛いのは 押すことによって 周りが伸展させられるからです

押しても圧が逃げれば 痛みを感じません


物性というのは 伸展に弱く 圧迫には強いのです。

薄い紙一枚でも 何トンかで プレスしても破れることはありません

しかし 四隅をひっぱって 上から押せば 紙は伸展させられ破れます

押すことによって 膜組織は伸展させられるのです。




私達は 痛みの作用機序を解明し それに対応しているのです

触れるだけで立てなかった腰痛が改善! サンディエゴにて ...

https://www.youtube.com/watch?v=KAIR7VuyAGc
2014/09/27 - アップロード元: MRT
https://lymphcare.org 一瞬で痛いところが消えていく グーパーマジック 触れるだけで腰痛が改善していく。 さとう式の基礎技 ...


筋膜内の内圧を 抜いていく これは 筋肉をゆるめるということです

多くの場合 

死んだ肉 要するに ステーキ肉や 鶏肉を 柔らかくするのと

同様に  叩いたり 揉んだり 引っ張ったり して柔らかくしようとしてしまいます

これでは 線維性結合組織が破壊され 柔らかくなりますが

内圧も抜けますが 問題は少しも解決しません

解決しないどころか 線維性結合組織は再生されより硬くなってしまうのです

揉めば揉むほど硬く なっていきます。

揉むほうも 揉まれるほうも よりガチガチになり 壊れていくのです。

そんなマッサージが 世界中で 

民間療法で 医療機関で 有資格者のよって行われ続けているのです

揉むのは気持ちが良い 

今までは揉んじゃダメといっていましたが 

まあ揉むのはそれが職業ですから  求められるから仕方ないかもしれません

そのあとで必ずゆるめてください。

ゆるめてさえあげれば 

循環は改善していれば 破壊された部位は 柔らかく再生されるでしょう

痛みの再発も少なくなります








屈筋群は 雑巾絞りのように 捻れて 縮こまって 硬くなっている 

伸筋群は 伸展させられ 引っ張られ 引っ張り返して 硬くなっている

屈筋群は 捻れをとって 膨らむようにして ゆらして ゆるめてあげる

伸筋群は 伸展をゆるめて 膨らむようにして ゆらして ゆるめてあげる



これが痛みを改善していく 循環を改善していく 私達のロジックです




痛みも 凝りも 疲労も 老化も 病気も 

すべて 筋肉のポンプ作用の低下による 

血管外循環体液 のほとんどをしめる 間質リンパの循環障害です



そして この筋肉をゆるめる という技術は

さとう式リンパケアの

3つの基本の一つなのです



1身体は腔で構成されている

2支持筋は屈筋

3筋肉をゆるめる



です。 「筋肉をゆるめるだけではダメだ」と批判してくる人がいます

当たり前です さとう式では 3番目にくる さとう式の一部にすぎません

腔で構成されているから 腔を広げるために その構造が

支持筋が屈筋であり 

腔を整える手段として そのテクニックと理論があるのです




痛みを 軽減する 消失させていくには 筋肉をゆるめ

バランスをとり 身体を整えていきます

身体を整えるのが 腔を広げていくということです。