私達のさとう式は   常に私達より優れたものがあると

それを分析し 解析し 再構築します。

何故? 効果があるのか がわかると その 

効果だけを抽出することが可能なのです

例えば 肩を揉むマッサージ 肩こりが楽になりますよね

そこから 揉むことをとってしまう。 するとメチャメチャ 肩こりが楽になるのです

ストレッチから引っ張ること 運動から筋トレを取ってしまいました

私達は 福岡の今井先生にお会いして

ゆびのばソックスを紹介され その作用機序を分析し

ゆびのばソックスから ゆびをのばすこと

ソックス そして 「踏ん張る」を取ってしまいました。

それでも効果は残ります。

ゆびのばソックスの 効果はこちらです。 素晴らしいですね

https://www.youtube.com/watch?v=1CD4a4dRGWc


本当に凄い! 

これをみて衝撃を受けました 凄い!  悔しい!

私達にはできなかったことです。

これを私達もなんとか 再現できないのか?

動画の中では


1 指が伸びるため 踏ん張れる

2 腸腰筋それからふんばるための 大腿四頭筋の筋力が25~30%up

と言われています。



要点は   指が伸びるため 踏ん張れる  筋力がアップする 


私はアマノジャクなので まず指をのばす 踏ん張るを  取ってしまいたいわけです

5本指もとってしまいたい。





私達の仮説はこうです

1  指は 関係ない

2  踏ん張らないで 力がでる   


私達は ロジックに基づいて 靴下をつくってみました。

(本当は靴下でもないんですけどね!)

ところが   指をのばすわけでもありません

踏ん張らない ハイヒールって踏ん張る靴ではありませんね

踏ん張らないで 力がでるなら ハイヒールでも力がでるはず

踏ん張れない ハイヒールでやってみましょう!





これは 私達の優位性をうたうものではありません。

メチャメチャ ゆびのばソックスをリスペクトしています

その上で再構築してみるということです。



たぶんゆびのばソックスは ハイヒールを履くと

ゆびが伸びないのと 靴下と靴との間ですべるので 

摩擦抵抗は小さくなります 効果は無いはずです。




なぜ 5本指ソックスで指をのばすと 力がでるのしょうか?

それを力学的にお話しします。



身体は前に倒れる性質があるため つま先はその抵抗形態として存在します。

しかし つま先に摩擦抵抗がないと 下に荷重がかかると

前側に倒れやすくなってしまいます。


摩擦力は 足のつま先の摩擦係数μ×つま先にかかる荷重です

ですから ゆびを伸ばすと どうなるかというと 指先の接触面積が増え

摩擦係数が大きくなります。さらに摩擦係数が大きくなれば摩擦抵抗が大きくなり

つま先荷重がかけやすくなります。

摩擦力は (増えた摩擦係数+以前の摩擦係数)×前荷重です。


ゆびのばソックスで ゆびが伸びることで接触面積が増え 摩擦係数が大きくなり

前荷重がかけやすくなり 摩擦力が大きくなるのです





これを真似して ゆびを伸ばさないようにつま先部にかかる摩擦係数を大きくしたのが

軍手を切っただけのものを足に履かせたものです。

これはゆびのばソックスと同等の効果があります。 これも指を伸ばしていませんですね

ソックスといえばソックスです



    


たった これだけなんですね。

指を伸ばして摩擦係数を高くするのではなく

つま先部分の摩擦係数を大きくするだけで良いわけです




で私達の動画で一番気がついて欲しいのは 大腿四頭筋がゆるむことです

大腿四頭筋は伸筋なんですね

で痛みがおこるのは 伸筋群の関節部なんです。

伸筋群がゆるむことで 関節の痛み 不調が消えるわけです。


大切なのは 屈筋を使って立つか 伸筋を収縮して立つかの違い

私達は屈筋をつかって 体を動かすということをいままでしてきているんですね

さとう式は屈筋へのアプローチなんです。



インソールや靴下なんて どうでも良い

私達は 屈筋を使い 伸筋をゆるめ パフォーマンスを上げていく

これらは 屈筋が使えるための 

入り口としては 素晴らしいです


だから屈筋理論について 「支持筋は屈筋である」ということ

さとう式リンパケアの 初級の 3つの基本の一つを

理解して欲しいのです。