私たちの コリや 痛みに関する 

理論や 考え方は明確であり それに基づき

あらゆる結果がでています、


いつも言うことなのですが 

仮説があって 実験があって 検証します。


実験を予想し その予想どおりなら 仮説は正しい

ということになります。 それが科学です。






コリの正体は 我々でははっきりしています

細胞の体積は伸びても縮んでも変わりはありません

しかし 細胞を取り囲む 繊維組織はスポンジのようになっていて

それが 束になっています

筋肉細胞が収縮して長さを縮めると 横に太りますよね

そこに 線維組織がスポンジのように満たされた体液が圧力をかけられ

筋膜から筋膜外に体液を流し込むのです

それは筋膜外の間質だったり 血管だったり リンパ管だったりします

その結合組織間の体液の循環不全が コリなんですね。

結合組織間の液体の循環不全  硬く絞ったおしぼりが 

コリのモデルです。

繊維質がねじれて 液体が固定されてしまって カチカチに硬くなっています。

コリも全く同じで 筋肉がカチカチに硬くなっています。

捩れたおしぼりを グイグイと揉んでも おしぼりの中の液体は

ほとんど循環しません

しかし 捩れた おしぼりを揺らし捩れをとってあげると

おしぼりは柔らかくなり 多くの液体を含み 液体の出入り 循環は

より多くなります。


おしぼりの線維をちぎってバラバラにすれば おしぼりは柔らかくなります

しかし筋肉の場合 筋肉も破壊され 繊維質も破壊され 次の日には

余計に硬くなってしいます。



揉んだり 押したり 引っ張ったり

線維性結合組織を破壊する行為は

おしぼりでいえば おしぼりの線維を破壊しているだけです


そんな馬鹿な行為が 今も世界中で 続けられているのです。


医療ですら(医療が積極的に?)それをやっている

何の疑いもなく......



多くの人は 自分の理解では判断ができないのです。

おかしなことをやり続けます


私たちが目の前で10秒もかからないで筋肉をゆるめることができのに

「怪しい!」 といって 一般的ではないことを理由に

確認も検証もしないのです。


多くの人は どうしても認めようとはしない....



もう10年もこんなことを 言い続けています

局所の体液の 循環障害の改善 

血流障害ではないのです。  筋膜内の 筋肉細胞間の体液が

酸化して 循環しにくくなる そして 筋肉以外の細胞の

循環も 筋肉が体液を循環させて陰圧陽圧を繰り返さないと

循環しにくくなる 筋膜外の体液の貯留を ムクミと言う。

腹腔内に体液が貯留すれば これは 腹水となる




コリが改善されることで 局所体液循環は良くなる

臓器は機能をアップしていく 神経系の関連が良くなっていく

組織間に酸化物が多くなれば 組織を破壊し 細胞を破壊し

酸化が酸化を助長する



膜組織の伸展が 痛みだ

ストレッチをして痛いのもツネって痛いのも 皮膚や筋膜組織が伸展させられて痛む

腫れて痛いのも膜の痛みです


親知らずを抜いた後とっても痛いことがあります。

それは 骨膜内で出血すると痛いのです

インプランドや親知らずの抜歯で 骨膜を綺麗に切開し

骨の止血を十分にして 綺麗に骨膜を縫い合わせると全く痛くないことが

良くあります。


頭痛だろうが 神経痛であろうが 痛みを感じるのはすべて膜組織なのです

骨折しても痛くないことがありますよね。

骨膜内で出血しないで 膜が伸展させられないと 痛みは出ません。



血管痛は血管の膜の痛み 神経痛は神経の膜の痛みです。

だから 帯状疱疹になると 支配神経に一致した神経痛になるのです

ウイルス感染によって炎症をおこし膜が伸展されられるのでしょう!



コリによって痛みがでる 腰痛も肩こりも首の痛みも 四十肩五十肩も

同じです。 循環不全です 


なのに腰痛はストレスでおこるという人たちがいます

ストレスによって 筋肉が持続的に緊張し コリがおこり 痛みが出るのであって

ストレスそのものは 腰痛の直接的な原因ではありません



ストレスなんて 誰でも受けているし それを取り除くことは不可能です

ストレスが腰痛の原因であれば 

腰痛は取り除くことは不可能ということにもなりますよね


ストレスは取り除けなくても ストレス反応 

筋肉の緊張はとりのぞくことが可能です


コリを理解するだけなんですね

硬質浸透圧など難しい話でも理解できるはずだし

今日あげた話は 小学生低学年でも(なら?)理解できる内容です



コリについて理解しましょう!

知ってしまえば 馬鹿なことはやらなくなります。