先日 薬物依存の 更生施設についてテレビでやっていました

更正はほとんど無理 みたいな感じでしたね~

うまく更正しているのは 施設の職員くらいで

それでも いつ戻るかわからないといっていました。


ホリエモンも言っていましたが 薬物 性犯罪 は繰り返すと

これは ドーパミン中毒なんですね



ドーパミンは神経伝達物質で 神経作動薬です

これがクスリによって ドーンと与えられる 幸せを感じるわけですね

ドーンと与えられると ささやかに自分でつくっていた幸せが

自分ではつくれなくなってしまう。


だから依存するし 自分ではつくれなくなる 脳が正常に働かない

ドーパミン作動薬である アンフェタミン 別名 覚せい剤 スピード シャブ.....


興奮系の神経作動薬です

スポーツも 成功も セックスも  これがでていれば ドキドキワクワクしていて

活動的で 疲れないし とってもとっても気持ちがよいわけです


空を飛んだ 舞台で演説した 喝采を浴びた 成功した 

山頂にたどり着いた


努力して努力して命がけ得られるものが  クスリで手に入る 犯罪で手にはいる

そして脳は正常には働かない


食欲中枢をドーパミンが刺激すれば そこだけが興奮し 

食事を得ることによって 快楽がもたらされる だから肥満から逃れられない



神経伝達は電気系統で 流れやすいところに 流れが集中し その分野が

興奮し 快楽が得られる様になっている 




もともと運動が好きな人は 運動することによって 快楽が得られるので

性的な興奮や 食欲が抑えられる




ところが 性犯罪者や 肥満の人であれば 運動すればドーパミン刺激は

運動野に届かないで それで 性中枢や 食欲中枢を刺激してしまう

ますます欲望が強くなってしまうのだ


 

バイクで 渓谷を飛び越えるバカ!

命がけのレーサー

命がけで山に登る 何度も死にそうになり それでも山に登る

殴り合いの格闘技





皆ドーパミン中毒なのね~  気持ちが良いわけ  たまらないのね

恋愛も同じなのね 脳が活性化しているのね



男性のほうが 女性よりドーパミン刺激が強い 

だから 浮気をする


外科医は 血を見るのね~ 生きる死ぬのギリギリを見るから

ドーパミン活性が高くなる すると性欲が高くなります。

例えば15時間くらいのオペをするじゃない 脳全体が活性化して

集中して オペ終ったあと 全然疲れていないのね 

むしろ興奮しているわけですよ。 するとドーパミン刺激が

性を刺激すると性欲が異常に増すわけ 

オペ終って 朝方か昼 家に帰って寝れば良いのに眠れないわけですよ

で お医者さんの場合周りに 看護士とか看護助手とか 若い子がたくさんいるから

手当たり次第やっちゃうのね



だから外科医は浮気をしすいというか するわけです。


スポーツ選手  経営者  探検家  レーサーなんてのは

ドーパミン優位だから 性欲強いのね

で女性も そういう人達が魅力的に見えるわけ

もてるのは やっぱり 内科医より外科医だよね~ 



ドキドキワクワク それがドーパミン 闘争本能 

そもそも 雄が メスを獲得するために戦うのって ドーパミン刺激だからね~

メスは ドーパミン活性が高いオスが好きなのよ~




ドーパミンは 脳を活性化させるものだから 悪くないのね~

どちらかと言えば良いものだよね~

イキイキとしている 目が輝いている ドキドキワクワク



戦争映画 なんか 敵をうちおとして ガッツポーズするわけ

ヒーローものなんかでも 敵を爆発させて ヤッターって喜ぶわけ

人殺してんだよ~

極端は話 人殺して 幸せ それがドーパミン刺激なんだよね~


ドーパミンはガソリンなんだよね~

ヒートアップ ガンガン エンジン回して トップスピードで駆け抜ける

しかしそれにも慣れてしまう そして限界に挑戦していく


極めて 欧米的な 幸せだよね~  熱い! 燃え続ける


ところが 実際 燃え続けないのね~ 冷めるのね

すると次にいくわけさ~  恋愛でも 山でも 次の頂点を求めるわけ



ドーパミンの材料はアミノ酸のフェニルアラニン

肉 乳製品 小麦タンパクに含まれるわけです


肉食べて 乳製品食べて 運動をどんどんすると

ドーパミン優位になってイキイキとして どんどんヒートアップして

幸せで  自分達が正しいって お前等間違ってるって言いはじめる



糖が高くなりすぎると 糖化が酸化ストレスとなるため 

炭水化物を抜いて 肉食べるってのが 糖質制限 

極めて ドーパミン優位の 利己的な 欧米や戦後の日本人の考え方です


強いものが勝ち 勝負の世界 成功 達成 努力



ドーパミンは 心臓作動薬  血管収縮薬です

心臓は鞭打ち続けられ 血管は収縮し続ける

狭い血管に強い圧力がかかり 血圧が急激に上昇するんです



まさにヒートアップです 脳が興奮するのです そして壊れるのです

ドーパミンは勇敢です 壊れるリスクを取ってるんですね~

関係ないんです ただただ走り続けるわけです 気持ちがいいから.....

死んでもかまわない


むしろ死にそうになるのが 死と隣り合わせが 心地よいわけですね~

命掛けなんです スリルとサスペンスなんです ドキドキワクワク

冒険なんです。 

華やかです  きらびやかです  派手です  大胆です  熱いです

若者の文化です




日本人の幸せホルモンは違うのです

セロトニンなんです。ドキドキワクワクじゃあないんです

静寂なんです 集中なんです

ヒートアップさせない ドキドキワクワクを 興奮を取除いて行く


ヒートアップではなくクールダウンなのです

ドーパミンがガソリンなのに対して セロトニンはラジエーターなんです

コンピューターである脳は 熱を好まない クールダウンで

脳全体が活性化していきます。





クールダウンしているので壊れない 全体を整えていく 空間を整えていく

茶道 華道

静寂の中で 空間を整えていく 

武士道 武術

戦術や戦略ではなく あり方 静寂 集中 



セロトニンの原料は トリプトファンです。

しかしトリプトファンが多く含まれる 肉 乳製品 小麦などは

他のアミノ酸が多いため充分に脳に取り込むことができません

ドーパミンの材料であるフェニルアラニンや 

他の 分岐アミノ酸といわれるものが少ない食物が

セロトニン優位な 食べ物と言えます


それは 米 大豆 芋 などなのです

セロトニンは 食欲中枢のヒートアップも抑制してくれます

脳局所のヒートアップも抑制し 全体を活性化してくれるのです




日本人の静寂な精神は 食べ物に起因しているのかもしれません

幸せは 興奮するドキドキの幸せだけではなく

静寂な幸せがあるのです。華やかではなく地味なのですが

集中こそが人間を最大限活性化させる



ドーパミン活性だけではいつかは壊れてしまいます

壊れるの覚悟だから たちが悪いのですが

そうではなく 常に整えて

若者の文化ではなく 中高年の文化を築き上げる



さとう式を追求すればするほど

日本が素晴しいことがわかってきます

これから高齢化が加速していきます

欧米の考えた医療では全く対応できません

大切なのは医療ではなくケアです。