アゴをゆるめると健康になる! 肩こり、腰痛、疲れも吹き飛ぶ間質リンパの整え方/KADOKAWA/メディアファクトリー
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この本を出してから 顎関節症の方が 月見歯科を受診されたり

顎関節症の方のリンパケアの受講が多くなりました!

ようやく歯医者らしくなってきたかな?


顎関節症では 未だに 噛み合わせ治療がメインになっています。

ADA (アメリカの歯科学会にあたる)は 噛み合わせ治療と

顎関節症の予後について

噛み合わせ治療をした群と しない群では 治療成績が変わらない

としています。


それどころか  海外では噛み合わせ治療をしないで カウンセリングだけ受けたほうが

治療成績が良いというデータがあるそうです。





日本では 愛知学院大学の栗田教授と湯浅先生が

顎関節症でも重篤な クローズドロックに なった例でも

治療成績は 治療した群と 治療していない群でかわらないという

結果がでています。



そうすると その噛み合わせ治療が良くないんだ! ってのが

噛み合わせ治療を している人達の言い分です。


ところが 噛み合わせ治療をしていて 半分悪くなり 半分良くなった場合

悪くなった人は受診されません。

悪くなった人が受診されるのはよほど信頼関係が構築できている 場合だけです。

患者様との信頼関係が無いドクターほど

成績が良いという結果になってしまうのです。


私もその1人でした。

噛み合わせ治療をしては 良くなった患者様だけをみて

すべての患者様が良くなっていると確信して悦に入っていたのです。


ところがスタッフや家族がそれで悪くなったのです。

それを反省して リンパケアが始まりました。

そして どんどん 侵襲を少なくしていったのです。

そしたら どんどん成績は良くなっていきました。