骨ストレッチの本を紹介しましたが 

さとう式の勉強をしている人は読まないほうが良いのかもしれません

アナトミートレインもそうです。

甲野先生の 古武術も  合気道も ある意味同じです。


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さとう式と共通点が多く 私もそれを参考にしているのですが

効果が大きいため そこに捕われてしまうと 理論が埋め込まれてしまい

理解が困難になってしまいます。基本的に これらの技術には理論は

さとう式の理論とは違うのです。

甲野先生や松村先生は 体幹といっていますが それは胴体のこと

さとう式では腔のことです。 これは幹ではないんですね。

幹って中心って意味です。 中心から力を伝えれば 力は伝わらないし

その考え方はかえって 彼等の理解の妨げになります。

また 骨ストレッチの骨と ストレッチという言葉も同じです。

松村先生の骨と思われているのは 肘 手首 膝 くるぶしの

関節のグリグリの骨のことであり そこには 腱が集中しているんですね

をれを触れることにいって 拮抗筋を触れることになり 選択的に

拮抗している 二種類の筋肉のラインを微弱刺激をすることになり

連動して動くようになるのです。 それは 顎までつながっており

そこから 足や手に繋がり 全身の 拮抗筋の ラインに作用するのです。

触っているところと 動かしているところのラインが 

双方耳に繋がり ラインが整う ラインのどちらかが 縮んで 固まっており

もう一方が 延びて硬くなっています。 双方が 拮抗して動くことで

筋肉がゆるみ 可動域が大きくなる そして 筒が整いやすくなり

筒(彼等の言う体幹)から力が伝わりやすくなり スピードも威力も

大きくなるのです。


古武術では それを修行によって習得していくわけですね~

それを修行ではなく 理論で解析するのが科学なんですが

科学は全く甲野先生や 松村先生に追いついていないわけです。

それは科学ではなく 医療なんです。 医療は統計でものを言うから

多数決なわけですね。 

学会で多数決で決められる 皆さんが思うより医学会って閉鎖的で

学閥があって 手順を踏んで 学会に属し 何年もかかって論文を書かなければ

認められることはない!手順を踏めばつまんない論文でも認められるわけです。

小保方さんは ハーバードのバカンティの後ろ盾があったから理研で取り上げられ

検証もされないで 大々的に発表され

理研の後ろ盾があったからマスコミも飛びついたわけです。(実体は無かったわけですね)


企業やスポーツの世界であれば結果がすべてですが 学術は政治力が働くんです!


まあ良いか……

話はそれましたが

アナトミートレインもあたかも そんなラインがあるように書いてあり

それに基づいて 手技がされているんですが そんなものは無いわけです。

勝手につくったラインがあるように書いてある 大切なのは3章の

どんなトレインをとっても良いということなんです。


でも発生学的に言えばすべての筋肉は口からはじまっているわけで

ラインも同じ様に 顎からはじまっているのです。



科学が甲野先生や松村先生のレベルに追いつくまで まだ少しかかりそうだし

我々のレベルに追いつくまで もうちょっとかかりそうです。


でも 世の中には まともな科学者もいて

その人達の目に届けば 理論を解析はできなくても 理解位はできると思うのです。

そんなものに頼らないで我々がそれを証明しないとダメですね~