私が薬を殆ど使わない。

以前 ICU(集中治療室)で研修していた時に

カルシウム拮抗薬 利尿剤 強心剤 冠血管拡張薬 鎮静剤 などが使用禁止でした。

麻酔でも 筋弛緩薬 従って リバースの薬も使用禁止

それでもICU管理及び麻酔管理 は可能でした。

薬に頼る 医療では考えられないでしょう。



薬を減らす方向に医療がすすみはじめれば 殆どの薬は使わなくても済む様に

なります。


ところが私は薬反対派ではないのです。ICU では

αブロッカーを頻繁に使っていましたし 当然 局所麻酔薬は良く使っていました。

ステロイド インスリンなども 必要に応じてつかう




歯科医院でも麻酔薬はつかうし 抗生物質も使います。

薬が悪いわけではなく 薬の使い方が悪い もしくは薬に頼りすぎているのが

問題なのです。


ステロイドは素晴しい薬です。私自身 クインケの浮腫といって

アレルギーがおこってこれが酷くなると

ステロイドが無いと死ぬ可能性もあります。二度ほど救急外来を

受診したことがあります。息苦しくなったのですぐにステロイドを

大量投与してもらいました。


ただステロイドを皮膚疾患や花粉症などの慢性疾患には使うのは

反対です。




薬に反対するのではなく 是時 薬を減らすことに賛成して欲しいのです。

薬の副作用を減らし 主作用を効果を高くする

そうすれば薬は減りますよね


頭痛薬なんて頭痛なんて 9割が必要ないと考えています。

胃薬なんて 口腔の機能が上がれば 殆ど必要がありません。

シップも 必要ありませんよね~


健康になれば 薬は必要が無くなる。

歯ブラシがしっかりできれば 歯科疾患で薬を使うことも無くなるわけです。

当然顎関節症で鎮痛薬を使うこともありません。