皆さん 筋肉をゆるめるというと 必ずストレッチと言います。

本当に大きな勘違いをしています。

ストレッチでゆるむのは筋膜であって 筋肉ではありません。

筋肉を ステーキ肉と勘違いしているんです。

ステーキ肉=死んでいる筋肉は 揉んだり 叩いたり フォークで突き刺したり 引っ張ったりすると

柔らかくなります。 これは筋肉がゆるんでいるわけではありませんよね

硬く縮んだ筋肉 これを引っ張れば 伸びるんですね。 伸びることと ゆるむことは違います。

筋肉がゆるむ ということ 筋肉が弛緩するということは 筋肉細胞 筋線維のアクチンとミオシンが

ほどけることなんですね。

筋肉をひっぱったら 筋反射 腱反射といって 筋肉は 筋細胞 筋線維は 収縮して引っぱり返すように

できています。



ストレッチで筋肉がゆるむなんて 本当に皆さん勘違い甚だしいというか 間違いです。

筋肉には 筋紡錘 腱には腱紡錘というセンサーがあって 引っ張られると 筋肉は収縮します。



ストレッチでは 筋膜が伸びる 線維が破壊され 膜が伸びるということがおこります。

これは伸びるだけで 筋肉が膨らむ 弛緩するということとはほぼ無関係です。



筋肉は力を入れて 力をぬけば ゆるむという性質があります。力を入れ続けることはできませんからね~

ストレッチでは 筋肉が収縮する これは 力を入れる という作用があり ストレッチ後には少し筋肉がゆるみます。

それから 筋肉は動かさなければ どんどん萎縮して 収縮して 硬くなってしまいます。

ですから ストレッチをする 身体を動かすということでは  筋肉には良い作用もあるのです。

可動域も増えますよね。 


ですからやらないよし 軽いストレッチ的な動きは 良いのですが ストレッチでは 筋肉はゆるまないことを

理解してください。


え~ でも でも でも......

って 言う人がいます。 テレビでやっていた 学校で習った 

それ全部 嘘です 間違いです。 普通に考えればわかることです。


ではストレッチはやってはいけないのか? いいえ 身体を動かすということではやってダメとうことはありません。

ストレッチが好きであれば 運動が好きであれば やれば良いです。

ただそれが必ずしも身体に良いということではなく 身体によいのは 身体を動かすことであって

筋トレとか ストレッチではないということなんですね。

特に強いストレッチは筋線維を破壊します。 破壊して再生すると硬くなるのです

実は強いストレッチをいつもやっている人は 筋肉がゆるみにくくなっています。



ストレッチや運動 身体に負荷がかかる 痛みを伴う  それは必ずしも身体に良いことではありません。

筋肉は子供と同じなんですね。

厳しく育てれば 強く育ちます。 体罰をしても  あとで抱きしめてあげれば 問題はありません。

私は結構殴られて育ちました。 しかし それは愛情のある 体罰でした

であれば信頼関係もあり 問題はない 愛情のある体罰はしても良いと私は思っています。

愛情がある体罰かどうかって あとのケアにかかってくると思うのです。


でも本当にちゃんとしたケアができれば 殴る必要はありません。

凄く実績があり 愛情のある運動部の顧問が 体罰をする まだある話だと思います。

それでやってきた それで実績をあげてりた 顧問に 体罰はいけないよ! って説得してもわからないのです。

一番良くないのは 体罰ではなく ネグレクトです。



ストレッチや筋トレは 筋肉をいじめている 体罰なんですね。

何もしないネグレクトよりずっと良い だから 筋トレをします ストレッチをします。

一生懸命 体罰をしている そして実績をあげている  あなたの筋肉の顧問=脳に ストレッチはいけいあによ!
 
って説得しても分からないのです。

一番良くないのは 体罰ではなく 身体を動かさない(ネグレクト)なんです。




大切なのは 筋肉を動かし ケアしていくこと  体罰ではないのです 負荷ではないのです

楽しく身体を動かせば良いのです。 それで能力は発揮できるのです。

筋肉同士が協力すると凄い力をだせるのです。



動かさない筋肉をくまなく動かす これはストレッチとは違うんですね。

筋肉を引っ張るのと 動かすのは違う! 絶対に違う!

筋肉を膨らませたいのだから 引っ張らない!



そういうと 「私の言いたいストレッチは こういうことなんです。」

なんて言う人もでてきます。 でも違います。


そんな意味合いでストレッチをしていたとしても ストレッチという言葉は

筋肉を引っ張る 伸ばす という言葉です。

その言葉と使っている時点で必ず引っ張っているんですね。



リンパケアでもリンパは流さない 促す といっていますが

それを理解しても「この方向に流すんですか?」って言う人がいます。

その人はリンパケアの内容を理解しているつもりなんですが 「流す」という

言葉を使っている人は100%力が強すぎるのです。

頭では理解しているのに 流してしまっている。

それはもっとも理解ができていない状態なんですね。





ストレッチで筋肉がゆるむ あり得ない話なんですね。

多くの人が理解できない 話だと思います。

「うんうん 分かった!」って聞いている人も

大半が理解できていないと思います。


本当に簡単なことほど 本当に理解する 府に落とすってとっても難しいことです。



筋肉はストレッチをしなくても ではなく しないから ゆるんでいくんです

非常にストレッチに近い動きを我々はしますが 意味が全く違うのです



筋肉をゆるめる8つの条件の中に

揉まない 押さない 引っ張らない という項目があります

ストレッチしながらでは 息を吐いても 触れても 筋肉はゆるまない

ストレッチは 力を入れて 力を抜く という意味で筋肉がゆるむ

引っ張るのではなく 膨らむことによって筋肉はゆるむのです。

何度でも言いますね  引っ張ったら 膨らまないのです。