月見歯科では歯周病治療でGBRやGTR以上に骨が再生しています。

エムドゲインも使っていないし フラップオペさえしていません。

いままでの歯周病治療では 壊死セメント質を 良く研いたスケーラーでカリカリとけずって

削ったあとはの表面を 平にしていく(ルートプレーニング)をしていくのが

とても一般的です。 その削った面に人口組織のようなメンブレンで覆うというのが

GTRやGBRというものです 骨はできるかできないか....

普通のフラップオペでは骨の再生は望めません。 そしてエムドゲインなどの

骨を造成させるものをおいても 骨はうまくすれば少しだけできます。


壊死セメント質を完全にとりきるというのが今までの常識です。

健全セメント質は骨の再生を促します。健全セメント質さえ残っていれば

骨は再生しますが 健全セメント質がなくなってしまったら

骨の再生は望めません。 歯頸部のセメント質の厚みは0.02mmです。

よく研いだハンドスケーラーでガリっとやったら セメント質はすべて無くなり

象牙質まで削れてしまいます。

そこで最新の歯周病治療では 顕微鏡で壊死セメント質だけを

丁寧に取除きましょうという治療がアメリカから入ってきています。


大変 素晴らしいですね。明らかに骨が再生しています。


0.02mmのうちの0.01mmだけを削り取ろうという神業に近い

大変高度な治療方法です。




こんな素晴らしい写真をとり結果を出している 素晴らしい先生と

うちのいい加減な治療方法を比較するのは 大変おこがましいのですが



月見歯科では10年以上前から 「健全セメント質は削らない」どころか

「壊死セメント質すらとらない」という歯周病治療を行っています。


「壊死セメント質ってとらなければいけないの?」

ってのが大きな疑問です。 これって根拠があるの?

壊死しているから 変成してアレルゲンになるの?



歯石だけをとれば良いんじゃないの?

壊死セメント質って 皮膚の怪我でいえば かさぶたですよね。

かさぶた(壊死した皮膚)って中の皮膚が再生されれば勝手にはがれおちます。

日焼けした皮膚も かぶれた皮膚も 勝手に剥がれ落ちちゃいますね。



いままでの歯周病治療は かさぶた で言えば かさぶたを剥がしてしまう。

かさぶたどころか かさぶたの下の 組織まで剥いでしまう!

GTRやGBRにエムドゲインを塗るのは かさぶたを剥がして 人口皮膚をはり

さらに皮膚造成材を塗ったようなものです。(当然全部自費です)

骨が再生する場合がある




最新の顕微鏡を用いた歯周病治療では 顕微鏡でみながら その下の組織が

傷つかないように そっとそっとかさぶたを剥がしていくといったようなものです。




それで私にはとても疑問が残るのです。

そもそも

「壊死セメント質ってとらなければいけないの?」

ってことです。かさぶたをとらなければいけないのか?

かさぶたの表面を清潔にたもっていれば 勝手に剥がれ落ちる

毒素を出している歯石をとって いれば 残った壊死セメント質は

排泄されるのではないか?



だから歯石はとるけど 歯の表面は削らない ひたすら 縁下歯石だけを

とり続ける。 すると骨が再生してくる。



歯周病の偉い先生方とちがって 写真がこんなのしかないけど

GTRやGBRやエムドゲインを使った 再生歯科医療はもちろん

顕微鏡を使った 最先端歯周病治療より骨ができているように

見えるのは 私のひいき目でしょうか?



歯の周囲と歯の下の骨が無い 5壁性の骨欠損です。

歯の周囲に骨ができてきていますよね。










これは3壁性かな78才女性なんですね。フラップもしていなければ
投薬もしていません。





これもフラップをしたりしたら 抜けてしまうような5壁性の骨欠損です。
もう5年以上たっていますが抜けていませんよ!

本当に偉い先生方の 歯周病学会の治療方法が正しいのでしょうか?


こんな写真を「偉い先生方に見せると」何を言うかと思えば

「もっとちゃんとした写真をとらないといけないよね~」

「学会で発表してみれば? でももっとちゃんとした写真が必要だよね」

私は学会で発表するつもりもなければ その価値もわかりません。



大学病院を含め 歯周病専門医が治せなかった 症例が 

月見歯科で 保険で 手術をすることなく 投薬もすることなく

麻酔も使わないで 痛みも与えないで 良くなっていく

臨床で衛生士が活躍できる  そしてなにより 予防になる。



エビデンスエビデンスって言われていますが それって

社会的な信頼度のことじゃないの?

本当に根拠はあるの?って  疑ってしまいます。




消毒してはいけない 「でも消毒しなければ」という 根拠のない常識


壊死セメント質はとってはいけない 「でもSRPをしっかりしなければ」という根拠のない常識


揉んだり叩いたり引っ張ったりしてはいけない 「でも揉んだり引っ張ったり叩いたり」という根拠のない常識



この治療法で月見歯科で良い成績をおさめているので

別にそれが広がらなくても 特に我々は困りません。

でも常識はきっと変わります。

私達には 壊死セメント質を取らない 理由があり 壊死セメント質を取らないことで

骨を再生させ 実績を残しています。

ちゃんとした写真じゃないかもしれないけど 明らかに骨が再生しているのが

わかると思います。 




常識にとらわれていると 見えない 見たくない 無かったことにしてしまいます。

日本中いや世界中の衛生士さんが 必死になって ガリガリと根面を削っています。



『キャーやめてー!』

ってのが 私達の感想です。