筋肉をゆるめることは 筋肉を膨らませることです。

ねじってちぢんだ おしぼりを たたいても もんでも おしぼりは膨らみません。

ねじってちぢんだ おしぼりを ひっぱっても おしぼりは しぼれてしまいます。


筋肉がゆるむ 筋肉がふくらむ 筋肉が 水を吸うってことは

ストレッチでもなく マッサージでもありません 


筋肉の端と端 筋肉の連続の端と端をもってゆらすだけなんですね。

でどこが端なのかっていうと......


顎関節と 手の指先 顎関節と 足の指先  顎関節 と顎の先なんですね~

そして顎と手と足が繋がって連携しています。



個々の筋肉を見てしまうと どんな働きをしているのかわからない!


連携で筋肉はゆるんでいく 膨らんでいく 形が変化していきます

そして筋肉の連携で力を出すことができます。


筋肉が大きく含まれば たくさんポンプできるんですね

ちぢんで小さくなった筋肉をより縮めるより

大きくふくらんでボリュームを増した筋肉を少し動かすだけで

たくさんの間質リンパをポンプできます。

筋肉は膨らませることで 筋肉は たくさんの体液=間質リンパを多く吸い込み

少しでも動けば筋肉はその大きさを変え(当然圧力が低いから体液が移動しやすい)

間質リンパを多く吐き出し 循環されるのです。


筋肉細胞は直接血管から 栄養や 酸素を供給されるわけではなく

血管からしみだした 間質リンパが 酸素と栄養素を筋膜内に吸い込んで

筋膜内で循環し まんべんなく 筋肉細胞が酸素と栄養素をえて 排泄物を

この間質リンパに排出し その間質リンパが循環することで

二酸化炭素や老廃物は 静脈や リンパ管に回収されます。

そこにも筋肉の収縮する 筋肉から間質リンパを吐き出す 必要があります。

それは決して強いちからである必要はありません。

リンパマッサージやリンパドレナージュなどは リンパ管の中のリンパ液のみを

対象としていますが それは 間質リンパの10%~20%にすぎません。

間質リンパから 膠質浸透圧(濃度の違いによる圧力差)によって毛細血管静脈が

水部を引いた残りが リンパ管内のリンパ液=管内リンパなんですね。


リンパ管や血管は流れるようにできています。 だから流さない


うまく働かないのは 障害があるからなんですね(血流障害じゃありませんよ)

ポンプの障害 筋肉の膨張の障害なんです。 ここがポンプされれば

どんどん流れるようになっていきます。




世の中は 薬 手術 という医療 そうでなければ 運動 ストレッチ 筋トレ 

マッサージしかありません。 すべて負荷をかけることなんですね。

負荷をかけることで 連携が失われる。 負荷をかけないで良く動かすことが

最も大切なんですね~



負荷をかけない 負荷は負荷でしかないのです。

ブレーキをかけながらアクセルをふむ 問題はそれでも前に進んでしまうこと

そうすれば 車体は壊れます。 それで壊れて遅くなっている 重くなっているのに

もっと前に もっと前に進もうと 大きなエンジンをつもうとしているのです。


車は古くなっている だからこを ケア=整備が必要なのです

負荷をかけないで動かすことが大切です。



筋肉を大切に扱いましょう 揉んだり押したり 無理矢理引っ張ったり 無理矢理動かしたり

しない!



あなたの身体が壊れている  それが新しい車でも クラシックカーでも

扱いが悪いだけなんです。 レーシングカーでも 我々は扱うことが可能です。


我々には運転の技術のことはわかりません しかし その動かし方 扱い方 ケアの仕方は

知っているのです。



みなさん「あ~あ~ それをしたら台なしじゃん」って扱いをしてしまいます。

「ブレーキ踏んだままで走っちゃ駄目だよ~!」

叩いたって 壊れた車は 修理され無いどころか 余計に壊れるだけだよ~

身体は精密機械だから大切にあつかって欲しいな~