メンタリストのダイゴはスプーン曲げやものごとを言い当てることを科学だといいます。

チョットしたコツや技術で自分が念力と思っていても思っていなくても

人ができないと思っていることができるわけです。

われわれの 10秒で肩こりが消失する技術も 念力と言えば念力になってしまうし

修行でも手に入れることは可能だし

ほんの数分教えるだけでもできるようになります。



多分精神統一をして修行によってその技術を教えれば

精神統一のアプローチになるし

念力の修行にすれば 超能力の修行になります。

科学的にアプローチすれば今のさとう式になるわけです。




肩こりが数秒で改善できるくらいで威張る人は嫌いです。



私は整体も習ったことがありませんし 美容も習ったことがありません

骨格矯正も習ったことがありません

当然武術も....新聞紙を拳で貫く方法も....

姿勢についても同じで 習ったことがないから 独自のアプローチができます。


コンタクトレンズってスイスでうまれたんですけど 

日本人がそれをきいて 勝手に想像でつくったのが 今のコンタクトレンズの原型なんですね。

想像したもののほうが 実物よりも良いものだった そんなことが良くあります。




私が 新聞紙を片手でもって それを拳で貫く

彼等の言う条件は満たしています。

けど 彼等は言うでしょう「そんなんじゃない!」って....


こう身体をつかって こうやって こうして

でもそんなことは問題ではありません。

例え条件を厳しくしても 彼等のやり方を見ればすぐに再現ができます。



真理って一つだと思うのですね。 そこにたどり着くアプローチは無限にあります。

「科学は必ずしも正しくない」と言う人がいます。それは間違いです。

科学とは真理を追究することです。 物理とは物事を理解することなんですね。

それは「現在の科学的なアプローチが間違っていることがある」ということで

様々な研究をしてそれを理解する 検証していく 科学は 間違い様がないのです。

間違いを正していくのが科学なんですね。

気功だってエネルギーワークだって現在の科学で解析できないだけで

未来には必ずこれが解析出来るようになります。

(雷や 火の玉や 催眠療法が現代の科学的に解析できるようにね!)




山の頂上に行くのに 色々なアプローチがあります。

崖を登る方法 なだらかな道を登方法 両者を併用する方法

ところがヘリコプターでビュンと飛んでいく方法もあります。




崖や道をつかって山を登っている人達は それを認めるわけにはいかないのです。

「動力はダメ」なんて制限をつけたりします。

すると 隣の登りやすい山から 上昇気流を計算してハングライダーで

到達してしまう。 やっぱり それを 「インチキだ」って それは

間違いです。って 多数決で決めるんですね。



それぞれのアプローチがあって そのアプローチを我々は否定しない。

しかし 人が出来ないと思っていることができる。

そこには コツなり技術なりがあります。 


それをマジシャンはトリックというし

修行した人達は 精神統一というし

気功師は 生命エネルギーだと言います。


どれも正しいし 色々なアプローチ考え方があるのです。

科学はそれを否定するどころか 科学はそれを解析するのです。


インチキと言えばすべてインチキなんですね。

山を足で歩いて登るにしても

歩きやすい特殊な靴をはいているかもしれないし 薬を飲んでいるかもしれない

薬ではなくても特別な食べ物をもっているかもしれないし 魔法の杖があるかもしれない

科学って もしかすると魔法の杖かもしれません。

リンパケアをしていても良く「魔法ですか?」って言われます。

我々はそれを科学的なアプローチだと思っているし

我々の中でもアプローチは無限にあります。




新聞紙を破る(貫く?)方法でも 追求すればいくらでも 違うアプローチは可能です。

一つのアプローチからさらに応用が可能なんですね。

私は新聞紙を破る(貫く?)ことに特に意味は感じませんから 追求はしませんが....

肩こりを改善する方法は 8種類あります。

肩に直接触れるのは1種類だけなんですね。それも揉まない!

肩を揉む方法は 我々のアプローチに含まれていないし効果は無いんです。





水泳は昔はすべて平泳ぎだったんですね。

でクロールで泳いだ人がいた そうしたら あれはインチキだって.....

で自由形ができたんですね。平泳ぎは平泳ぎで残った 左右対称に動かす泳法として

ところが左右対称だと バタフライがでてきたわけです。そうすると

あれば平泳ぎではない とまた種目が増えた 平泳ぎがどんどん制限が多くなって

顔の位置や息の仕方まで制限されています。もう平泳ぎなんて必要がない泳法になっています。



我々のやっていることは 平泳ぎしかないころに クロールでぶっちぎり一位になって

それを 審議によって 「失格」にされるようなものなのです。



結構攻撃を受けます。

クロールだったら 失格になるので バタフライを考案すると またそれで失格になってしまう。

「インチキだ」って....




だから最初から「インチキ」です。って公言してしまうんですね。

すると 「インチキ野郎」のレッテルが貼られてしまう。

「間違いだ!」って言われてしまうんですね。




でも 平泳ぎの 歴史を大切にして それを 守り続けている人に

「平泳ぎなんて無くても良いんだよ~」なんて言ってしまうわけです。

「自由形とバタフライと背泳ぎだけでいいんじゃないの?」

「ルールも簡単になって明確じゃん!」ってね。


 これが怒りを買うんですね。

だって コンタクトレンズだって古いタイプのものはいらないですよね。




だから怒られちゃうんすよね。 



甲野先生は武道家の中では評判が悪いそうです。

彼は科学的なアプローチをしているんですね。私は素晴らしいと思います。

パフォーマンスも素晴らしいし 考え方も素晴らしい

武術(武道ではない)の哲学も素晴らしいです。

武術にはルールが無いのです。武道はスポーツですからルールがあるんですね。

宮本武蔵は 時間に遅れてきたわけですから 今だったら「失格」になってしまうわけです。






あの科学的なアプローチを 大道芸人のパフォーマーだって

言われてしまうんです。

我々からみると本当に共通したことが多く 素晴らしいアプローチなんですけど


自分たちも「トリック」「技術」を知ってか知らないかで使っているのに

それを追求した アプローチには 厳しいんですね。




山登りに例えるなら 人にわからない 特集な靴や薬はOKで ヘリコプターはNG 

そんな「ルール」が彼等の中にあるんでしょうね。

いや「健康食品」なら良いけど「ステロイド」はだめだよって 

(ステロイドはダメだと思いますが..)




私から言わせれば 解らないところのほうがずるい

ヘリで堂々と 「ヘリ使いましたよ!」って山頂に行くほうがカッコいいんですね。