筋肉を緩めるというと きまって ストレッチという人がいまs

筋肉が縮んでいる それを ゆるめるのに 引っ張るというのだ

あまりにも短絡的だ

揉む押す叩くと同じ発想  死んだ鶏肉なら それで良いでしょう。

硬くなって縮んでしまった 肉は 線維を潰したり 引きちぎって

柔らかくします 

叩いたり 揉んだり 引っ張ったり


筋線維は 押したり 引っ張ったり たたけば 破壊されます。

すると筋肉は一時的に柔らかくなり 炎症をおこし 血流も良くなります。

破壊された 筋線維は再生され 余計にスジスジになって硬くなってしまいます。



ストレッチでは筋肉は細胞レベルではゆるみません。 細胞レベルでは収縮がおこり

硬くなります。ストレッチをすると 痛いですよね。 これは筋肉が破壊されないように

緊張して収縮して硬くなっているからです。筋膜によって筋肉が圧迫され内筋膜が

引っ張られて痛みを感じます。


ストレッチで体が柔らかくなるのは 筋肉がゆるんだせいではなく 筋膜がゆるんだせい

なんですね。筋膜が伸びて 可動域が増えた


だから 体の柔らかい ヨガの先生や バレーダンサーは 筋肉は決して柔らかく

ありません。 呼吸法がメインのヨガの先生などは柔らかい筋肉の人もいます。

ヨガってもともとは瞑想方法で 呼吸法などが重要なんですね。

アクロバチックな格好をするのが本当のヨガではありません。

バレーダンサーは呼吸法が胸式が多く 非常に筋肉が硬い。

無理な姿勢と呼吸法 無理な動きによって 腰痛になる人が多いです。

熊川哲也や 草刈民代も 腰痛で引退していますね。

ヨガの生徒さんは体を動かし 呼吸法を学ぶことによって腰痛が改善していくのに

ヨガの先生は 無理な体勢を繰り返すことによって 体を痛めてしまう人が少なくありません。

ヨガのポースをとってその後 完全に脱力させてから 深呼吸を3回ほどすると

とても良いと思われます。



我々の言う 筋肉を緩めるとは 体が柔らかくなるという意味ではありません。

それは筋膜がゆるむ 伸びる ことなんですね。

筋肉がゆるむとは 筋細胞が アクチン とミオシン が伸びるということです。

同じ長さでいえば筋肉が膨らむとくことになります。

筋肉が水分を吸うということなんですね。

筋肉を引っ張ったら 筋肉は水分を吸うどころか 圧力がかかって

水分を排出してしまうのです。

いいですか?ストレッチでは 筋肉はゆるまない 収縮します。

しかし収縮の後 少し筋肉はゆるみます。 ストレッチの間力が入り

ストレッチ後に 筋肉は緩むのです。 大切なのはストレッチ中ではなく

ストレッチの後に息を吐くことなんですね。




筋肉をゆるめる 筋細胞をゆるめるには 息を吐くことです。

自律神経の交感神経優位で筋肉は 収縮します。

リラックス 筋肉がゆるむ=膨らむには  息を吐くことがとても大切です。

どんな呼吸法でもかまいません。 息を吐くことに集中してください。

大きくすって ゆっくり吐く

腹式呼吸が良いとされていますが 非常にもったいたい呼吸法です。

胸郭を使いませんからね。 一番お薦めの呼吸法は 全体呼吸といって

ダンゴムシのように小さくなるまで息を吐いて 大きく両手と両足を開いて

胸もお腹も膨らませて 息をすう またゆっくり ダンゴムシのようになるまで

息をはいていく呼吸法です。

胸もお腹も同時に大きくつかい 大きく息を吐くことによって

筋肉がゆるんでいきます。