姿勢を良くするには 
ポイントは一つ!
背すじを伸ばしたり 張ったりしてはいけない!!!

私はほんの4年前まで極端な猫背で リンパケアをやるようになってから勝手に姿勢が良くなってきました。

40年以上の身体に染み付いたねこ背が勝手に良くなる。
それがさとう式リンパケアです。

「姿勢が良いですね」なんて言われるとビックリしてしまいます。

ポイントは1つだけです。決して背すじを伸ばしたり
張ったりしないことです。

姿勢が悪くなるポイントは身体の前面の屈筋が
縮むからなんですね。

リンパケアの基本では拮抗筋である脊柱起立筋や
僧帽筋を引っ張ってバランスをとることは決してしません。

縮んでいる筋肉に抵抗しても縮んでいる筋肉の作用は
強いので 脊柱起立筋や僧帽筋を鍛えても「絶対に!」
ちぢんだ 屈筋には勝てない。

ようするに「無駄な」抵抗をしているわけです。

「無駄な」抵抗をし続けるとどうなるか......

身体の前後の筋肉が緊張して空洞が潰れるんですね。
空洞が潰れるとますますバランスがとりにくくなる。
筋肉が緊張するとますますバランスが悪くなる

腰痛や側湾症 それから腔が潰れるから 内蔵疾患
さらには呼吸が浅くなり交換神経興奮→さらに過緊張
→ますますバランスが悪くなる。

「無駄な」力 「無駄な」訓練はやめましょう。

潰れたストローを広げるように空洞をたてていきます。

お腹をふくらませ。胸をふくらませる。その時に

肩を前にもってきてねこ背をキープ!

肩が後ろにいかないように胸を張らないように

手を外旋させます。

パタパタ体操がこれにあたります。

呼吸法は 胸腹式呼吸(胸式横隔膜呼吸)です。

胸全体で息をすって 胸郭下部=腹腔上部から息を吐く。

腹腔をたてて 円筒形にし 胸郭をたててドーム状に開きます。

ドームは前後とも丸いもの

絶対に片側を縮める(背筋を引っ張る 肩甲骨を寄せる)ことは

してはいけません。

$さとう式リンパケア-姿勢

右の写真も左の写真も背すじを伸ばしたり 胸をはっていないんですね。
腕をうしろに引いていない 右の写真は腕がだら~んと伸びて 力がはいっていないんです。

これだけで10才近く若く見えます、腕が後ろにこないことが大切です。