血流障害とは文字通り血流の障害でなうくてはいけません。
血流を水道に例えます。
シャワーを浴びようとしたら 水が出てこない これが水道の水流障害ですね。
水圧が低くなった ホースがねじれて 水が出てこない 元栓がしめられている どこかで漏れている
色々な要因が考えられます。
これが血流だったらどうでしょう。狭心症のように血管が細くなって障害がある
脳梗塞 血管破裂 心筋梗塞 局所壊死 などがそれにあたりますよね。
水道が出ない問題では 水道管またはホースに問題があるか ポンプに問題があって圧が出ない。
血流が障害されているとしたら ポンプである心臓か管である血管に問題があるはず
血管と心臓に問題がなければ血流障害がおこらないはずです。
例えば水道など水圧に問題があるのであれば 水道管に穴をあけても同じ様に
あまり水が流れてこないはずなんです。
でも血管に穴をあけたら血はいっぱい出てきますよね！
心臓のポンプと血管によって正常な血圧が保たれていれば血流障害は起こっていない。
では冷え性や肩こりは何故おこるの？何が障害されているの？
障害がおきているのは蛇口から先なんです。
水が水道管まできていても蛇口を開かなければ我々は水を飲むことはできませんよね、
一番大切なのは蛇口から先です
蛇口をひらいても水がでてこない 蛇口を開いてもシャワーがでてこない これが水流障害です。
こいいった場合は水道管に穴をあけても水は出てこないですよね。
血流でも同じなんです。蛇口を開いたら水がでてくる これは障害ではありません。
指をドアにはさんで炎症が起きる これは蛇口を開いたら水がでてくるということです。
体中どこでもをぐりぐりおしたら赤くなりますよね。体中どこでも針で刺したら赤い血がでてきますよね。
問題がおきているのは 血管の外の体液流なんです。 血管の外の体液をリンパ液と呼びます。
さとう式リンパケアの リンパはこのリンパ液＝細胞間質液なんです。
世の中のリンパケアやリンパドレラージュやリンパマッサージは このリンパ液ではなく
リンパ管の中のリンパ液をさしますから全く違うので注意をしてください。
リンパ管はいわば下水です。下水の中のリンパ液もリンパ液あんですけど
一番大切なリンア液は細胞間質液です。細胞間液とも呼ばれます。
細胞間質液が水道でいえば生活水です。
生活水が良く流れるには 蛇口を開くだけなんですね。
ところが排水口がつまっていると蛇口を ひらいたら シンクから水が溢れてしまう。
排水口がつまっているのにシャワーをいっぱい出したら。お風呂場から水が溢れて
脱衣所に水が流れてしまう。
だから生活水はたくさん欲しいのに 蛇口をしぼって流れないようにしているんですね。
細胞間質液はポンプされています。このポンプ活動を良くしてあげれば下水も
生活水もどんどん流れます。
そのポンプこそ 筋肉です。で筋肉は単独ではポンプができません。
筋肉は縮むことしかできないのです。
筋肉は 対 セット ペア になっていて 一方の筋肉が縮むと一方の筋肉が伸びる
シーソーポンプになっているんです。
シーソーは片側だけではギッタンバッコンすることはできませんよね。
筋肉が伸びることによって 体液が細胞間に入り込みます。
縮むことによって排泄され 流れて行きます。
身体を動かすことにより このポンプ活動が大きくなり細胞間質液が良く流れます。
身体の中の循環が良くなれば 腎臓や肝臓の排泄も排便排尿などの排泄も良くなり
血液も体液もサラサラと流れるようになります。
これは運動が身体に良いとされる所以でもあります。
ところが 身体を動かすことは身体に良いのですが
力を入れることは必ずしも身体に良いことではありません。
力を入れると筋肉は硬くなり 流れが止まってしまうのです。
筋肉は使いすぎると 疲労し硬くなります。 疲労は酸化であり 老廃物が溜まった状態で。
もうこの時点でサラサラと流れていないということになります。
力一杯 シーソーポンプをこいでも 力を入れないで シーソーポンプをこいでも
一回にポンプされる 水の量はかわりません。
それどころが筋肉のシーソーポンプの場合 力を入れると筋肉が硬くなり水の流れが悪くなって
しまいます。体液の場合 エネルギー源と酸素が含まれるので この流れが悪くなると
需給バランスがとれないだけでなく ポンプに負担がかかり故障してしまいます。
現代のスポーツ科学はいかに負荷をかけ運動するかに注目しているようですが
健康を考えるなら いかに負荷をかけないで身体を動かすか（ある意味運動ではありますが）
にかかっています。
皆さん運動＝負荷だと思ってしまっています。負荷をかけないで身体を動かすことがいかに大切か
ミクロの生活水 リンパ液循環がいかに大切か それがうまくいっていない 上手く流れていないから
故障するのです。 細胞間の循環さえうまくいけば 蛇口をめいっぱい開いても問題がおこりません。
マッサージやストレッチなどは 細胞間の循環には関係ないどころかかえって止めてしまう。
2012/3/7(水) 19:30～20:30
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