私はかつて歯医者という仕事が嫌で嫌でたまりませんでした。

恥ずかしい話です。

何故かというと 歯を守るべき立場である歯医者の仕事の殆どが歯を削ったり 神経を抜いたり

歯を抜いたりすることで それをしても決して良くはならない

皆さん歯の治療をして歯が「治った」なんて言いますが

とんでもありません。天然の宝石が破損したとして プラスチックや金属で修復して これで治った

なんて言いませんよね。

歯は天然の宝石であり臓器です。それを削って 金属におきかえて 治るなんて 私にはとても違和感がります。


目が悪いからといって目を取り出して 義眼を入れて「治った」のでしょうか?

足が悪いから切り取って 義足をいれて 「治った」というのでしょうか?



をんな疑問を感じながら 業務の殆どが 歯を削ったり 抜いたり 神経を抜いたり...

歯を悪くしない指導や 駄目もとの歯を残すことに 利益は殆ど無い。



歯を削ることに嘆き 歯を残す(利益が得られない)ことに嘆いていました。


間違っていますよね。嘆くことによって得られるものは何も無い

「街が汚い」と嘆いていても少しも綺麗にはなりません。

嘆く前にお前が一つでもゴミを拾え!って感じですよね。



我々は歯を残すのが仕事なんです。それが目的なんです。

利益が少ないだけで別に損するわけではありません。

利益が少ないのは損ではなく 徳なのです。 






また患者様には我々が良いと思う治療を押し付けていました。

これも違うんですね。目の前の人を説得する そんな必要はありません。

そうではなく それを必要としている人が探したほうが良いのです。

またそういった人が集って来ます。

そうすると成績が良くなります。成績が良くなれば「売り」ができます。

そうすれば利益が得られるのです。 徳が得になる。





我々は目的をもって こういった医療を提供しています。

歯をできるだけ出来るだけ削らないで抜かないで口腔機能を回復させる。

リンパケアもその一貫です。改善させるのは機能



悪いものに焦点をあてれば それがクローズアップされ引き寄せられてしまいます。

良いものに焦点をあてれば それがクロースアップされ引き寄せられてきます。




我々には明確な目的があります。口腔の機能を改善させ健康で幸せになる。

目的をもって生きれば幸せになれます。心が楽になり 楽しくなります。


言葉だけでも良いのです。

「私たちは目的を持って行きている」「社会貢献をしている」「その人の機能を改善させている」

それを言い続けるとマインドがそういうマインドに変わって来ます。