月見歯科では歯周病 顎関節症 歯牙移植などでとても良い成績をおさめています。

特に歯周病治療では県外から通って見える人も多く 一番遠くは埼玉からかよってみえます。

基本的に遠くからの通院を希望される場合3mixや顎関節症を除いて多くはお断りしています。

埼玉から通われているAさんは 重度の歯周病で関東のどこの歯科医院でも多数歯を抜歯する

といわれたそうです。

Aさん「残せる可能性はあるのですか?」

私  「可能性はありますが低いです 10%以下です」
   「それに良くなり始めるのに何ヶ月もかかりますし 緊急の時に対応できないので無理です」私

Aさん「でも良くなる可能性もあるんですよね」

私  「はい でも10%以下です。」

Aさん「10%以下ならやってみたいです 一本でも残れば良いです
    他の医院では可能性が無いと言われました」

彼女に強い意志を感じました。熱意に押されて 治療を始めました するとみるみる歯周病が

良くなっていきます。最初の2ヶ月は2~3週に一度 3ヶ月目から一ヶ月に一度

のペースで歯周病治療をしていきます。投薬も行わない 手術もしない 

ぐらぐらしていた歯が自然に固定され 腫れがなくなり 骨が再生していきます。

私は何もしません 衛生士が 根面を破壊しないようにそっと掃除をしていきます。

もう3年も通っていますが 一本も歯を抜く事なく 歯肉の退縮もほどんとなく

8mmあったポケットもほとんど2mm以下になりました、



歯頸部ではセメント質の厚みは0.02mm  手用のハンドスケーラーでガリっと一回やってしまったら

セメント質がとれて骨の再生が望めなくなります。




考えてみるとAさんのように県外から通う歯周病治療の方の成績がとくに高いのです。

歯周病治療に限らず 治療成績には患者様の意識が関係しているみたいです。

滋賀県 三重県 静岡県 岐阜県 の県外から100名程度の患者様が歯周病治療に通ってみえます。

特殊な治療をするわけでなく ただ徹底的に「優しく」歯石をとっていく

徹底的に 出血をさせない  

徹底的に 手術はしない

やらないことを徹底した治療です。


我々の治療が特に優れているわけでもなく 良い患者様があつまってきます。

成績が良いのは良い患者様の意識によると思うのです。

成績が良くなると 調子に乗ります。



中等度の歯周病の患者様に「こんな症例でも良くなったのですから 治療をしましょう!」

といって同意した患者様は なかなか良くならないケースがあります。


良くなってきたことが患者様が認識すると その後急に良くなっていくことが

珍しくありません。どうも意識が治療成績に大きく関係しているみたいです。



癌でも医者がいう余命何ヶ月という予言?は恐ろしくあたるそうです。

人から言われると本人も周りも マインドがそうなってしまうんですね

「そんなはずはない」という人は予言?から回避することができます。


言葉(病名)が病気をつくっている それは事実だと思います。


重篤なアレルギーはプラセボでも出るといわれています。

また催眠術で 花粉症が発症したり 軽いヤケドもおこるそうです。

意識(無意識)やマインドで細胞が炎症をおこしたり 活性化して病気が治癒したりする。



成績が良い子供が集まる学習塾が 成績が良いように

意識の高い患者様が集まる 月見歯科では 成績が良い



一般的には歯を残せない 歯の治療方法について 患者様に 移植とか歯周病治療を説明はしますが

「どうしたら良いですか?」と聞かれた場合は 「抜いたほうが良いでしょうね!」と答えます。



9割以上のこせても 1割は治療をしても通っても 無駄になります。
一割は我々にとって10例に1例 少ない確率ではないのです


我々としては1割でも残せる可能性があれば 残したい でもそれを患者様が残したいと
思わなければ 残せないのです。


保険制度も 一度治療した歯を再治療することは認められていません。

抜かなければいけないような歯を無理矢理残して そのごやっぱり抜歯になった場合に

その後の治療の保険がききません。 一定期間ブリッジにできなくなります。

歯科医院が無償でしろ!ってことになります。



それでは 歯を抜けば 収入になります。

抜いた後となりの歯をけずってブレッジをいれれば 収入になります。

抜いた後のブリッジも自費にすればもっと収入があり

それをインプラントにすればもっともっと収入になります。



自費はともかく保険治療でリスクがある歯を抜いてしまう傾向にあります。

実は私もそれを嘆きながらやっていたんですね。

当然残せる確率のほうが高ければ残していましたが。

残せるかどうかわからない 5分5分以上の歯は抜いていました。
 

説明をして無理して残しても 悪くなれば患者様は不信感をもちます。

ダメな事を説明して 抜いてしまったほうが利益になるのです。


「我々は歯を削ったり抜いたりするために歯科医師になったわけではない

でも仕事のほとんどが 歯を削ったり 抜いたりすることです。

本当は歯を残すために歯医者になったのに....」そうやって嘆いていました。



でもそれが間違いであるとわかりました。


街がゴミで汚い という人がいます。 でも嘆くだけでは街は綺麗になりませんよね。

「お前が拾え!」って感じですよね。 一つでもゴミをひろえが街は綺麗になっていきます。



患者様が残す意志が強く 5%でも10%でも確率があれば月見歯科では残す方向で

治療していきます。もちろん残せると少しも思えない歯を治療することはありません。


「それでもやるだけやってくれ」という患者様もいますが それはそれで困ります。

我々が無理と思うものは治らないのです。




確率が少しでもあれば 患者様と我々が治る方向に向かえば

やってみるだけやってみす、 すると 凄い確率で歯が良くなり残っていきます。

我々も信じられないような成績が残って行きます。








割れてしまって抜かなければいけない歯を 抜いて接着剤でつけて 戻したり

歯周病でぐらぐらの歯を抜いて掃除して 再移植したり 冗談の様な治療が

9割以上の確率で良くなり抜かずにすんでいます。

今ではそれが月見歯科の財産になっています。

患者様には歯と健康と意欲が残り 我々には経験と実績.自身が残ります。





ぐらぐらの歯を何年もかけて 歯周病の治療を継続して良くなっていく

月見歯科では本当に意識の高い患者様が集まり その意志の力で疾患が良くなっていきます。

歯を削ったり抜いたりする治療ではなく 歯を残す治療ができて本当に幸せです。

スタッフの意識も高くなってきています。




顎関節症の治療で受診される患者様も良くいますが  

顎関節症の原因が歯科医院の治療のせいだと思っている人は良くなりません。

疾病は自分の力で良くしていくものです。我々ができるのはサポートだけなんです。

噛み合わせのせい 人のせい 歯科医師ならなんとかしてくれ

自分で治ろうとする人しか 良くならないのです。



一般の治療でも「おまかせします」という患者様がいます。

そういった患者様にはがっかりします。

「あなたの問題でしょ?」

人任せでは良くならないし 良くならないことを人のせいにします。


そういった人は焦点も違います。「まだここが」「今度はこっちが」....
と悪いところに焦点があります。



良くなっていく人は  「ここが良くなりました」「ここも良くなりました」
と良いところに焦点があります。






良くなるということは 自ら良くなることなんですね。

リンパケアでも 歯科治療でも 医療全体でも 人生でも

良くなろうという意志があればそれを助けてくれる人は世の中にたくさんいます。


年だから歯が抜けるわけではありません 年だから歯周病という病気になるのではありません。

年齢に関係なく歯周病は良くなっていきます。

あなたの人生も身体も 良くするのも悪くするのも あなた次第ということになります。