こめかみに手をあてて、食いしばって下さい。
咬むたびにこめかみがピクピク動きます。
これは側頭筋といって左右で、手のひらより少し小さい位の
頭蓋骨をとりかこむ、筋肉
側頭筋
です。
この筋肉は非常に強い筋肉でこれが過緊張をおこすと頭蓋骨がしめつけられ頭痛が起こります。
顔面はものを食べるためにあり、そのために構成されています。
目だって鼻だって食べ物を得るためにある、
当然空気を取り入れるためでもあるんですけど、、、
その空洞を構成しているのが、骨と筋肉、、、そのメインになる筋肉が咀嚼筋です。
口腔という空洞が一番大切なんです。
咀嚼筋が緩めば、口腔全体が緩み、首の凝りが改善します。
首も口腔の構成要素の一つですからね、、、そうすれば頭部循環が改善し
圧のコントロールが可能になります、というか頭部全体が適正圧になります。
側頭筋の過緊張である筋緊張性頭痛も、頭部の血液循環障害である偏頭痛や群発頭痛も
改善するのです。
頭痛薬を飲んでもなにも改善しません、痛むのであれば飲めば良いのですが、
医療も患者さんも、咀嚼筋を緩めることに目をむけてみれば良いのに、、、
そうするとすぐに、揉んだり、ストレッチをしたがります。
揉んだりストレッチはする必要がないのです。
関節を軽くさわって動かす、咬筋を軽くさわって動かす、側頭筋を軽くさわって動かす
それだけです。
それが「耳たぶ回し」=「さとう式リンパケア」です。
局所で揉んだり、ストレッチをして流すのは循環改善にはなりません。
筋肉を緩める機能を備えています。口腔機能を改善させてやれば、頭痛は勝手によくなっていく。
やり方は簡単
1、耳の後ろ、耳たぶの付け根をそっと触って、顎を閉じたり開いたり、前後左右に動かす
2、頬の筋を軽くかるく撫でる
3、こめかみの筋を軽く軽くなでる
1、2、3を3セット
頭痛であればこれだけで充分、、、耳たぶを回したり、腕を回したりしなくても
多くの頭痛が改善するでしょう。これで少しでも改善すれば、リンパケアのフルバージョンを
やっていけば確実に良くなっていきます。
薬にたよりながらでも、そうでなくても是非やってみてください。
お金も一切かからないし、手間もかかりません。