前回ご紹介したヴィヴィアンの記事をきっかけに、「見えない価値」について、もう少し掘り下げてみることにしました。今回は、ブログのデザインも心機一転。”ChatGPT-4oとの合作”で、”ロボット[□o□]”と一緒に考えてます
ヴィヴィアンのサイト
こちらは、ヴィヴィアンのブランドでよく使われている“オーブ(地球+王冠)”モチーフです。
「見えない服」という発想
前回、ヴィヴィアン・ウエストウッドの記事を書いた時に、ふと思いつき、「目に見えない衣服」という新テーマを作ってみました。(画像参照)
目に見えない服、裸の王様じゃあるまいし、そんな服、果たしてあるのでしょうか?
ヴィヴィアン・ウエストウッドの服にはじっと見ていると引き込まれるような世界観があり、そのことが私にとっての長年の課題でもありました。
そこで、テーマも「目に見えない衣服」とし、展開していくことにしました。

▲衿のねじれと、ラグラン袖の襟ぐりの不思議なギャザーが
独特な「ゆとり感」と世界観をつくり出している。
▲4分でわかる パンクファッションの火付け役
ヴィヴィアン・ウエストウッドの歴史
(とっても分かりやすい動画をみつけました )
「長く着られる服」ってどんな服?
「長く着られる服」と聞いて、どんなデザインを思い浮かべますか? 多くの人がまず思い浮かべるのは、「シンプルで飽きのこないデザイン」でしょう。
たしかに、それもひとつの答えです。
でも実は、「長く着られる」という価値は、それだけでは語りきれないのです。
1⃣ 物理的な丈夫さ
生地の強さ、型くずれしにくい工夫、洗いやすさ、そして修理のしやすさ。こうした実用面の工夫が、服の寿命を大きく左右します。
2⃣ 心に響く服
着るたびに気持ちが引き締まったり、ホッと安心したり――
そんなふうに、自分の感情に寄り添ってくれる服は、自然と長く手元に残るものです。
3⃣ “先を行く”デザイン
少し意外かもしれませんが、時代の先を行くようなアバンギャルドな服も、実は長く着られることがありました。シンプルな形でなくてもです。
続いてきたその流れも、今では価値観そのものが移ろうとする節目に差しかかっているように感じます。
流行を見つめ続けて、その先にたどり着いたのは――
🌿精神性です。。
精神性がプラスされていたものこそ、
これからの時代にも”愛され∞生き続ける服”になると思われます( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
ヴィヴィアンの服に宿る精神性と日本のきもの
たとえば、ヴィヴィアン・ウエストウッドの服。前回の記事でも触れましたが、彼女の服は単に形や色という見た目だけで語れるものではありません。
彼女の服は、デザインの奥に精神性が宿っています。
1⃣ ドレスの時代までさかのぼる技術を採用していること。
心理的なものを操作しているかのようなパターン。
1990年代、ヴィヴィアンのJKは、縫製テクニックが素晴らしく、分業制の日本のアパレルでは生産不可能だったそうです。立体感が絶妙なのです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
2⃣ 「こう見せたい」というファッションではなく、「どう生きたいか」「どう在りたいか」という思想に根ざしたもの。
だからこそ、ただの装飾とは違う、深い余韻が残るのです。
そうした精神性は、日本のきものにも通じるところがあります( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
内面の姿勢が服に表れ、服がまたその人の佇まいを整える。
まるで循環するエネルギーのように、見えない価値が服の中に息づいているのです[□□]
「なんだかわからないけど、いい」──それが未来の服
時代の先の先を見つめた、絶妙なバランスを持ったデザインの服というのは、いつの時代にも格好よくて、流行のものと見比べても見劣りすることはありません。
そこにある目には見えない精神性が加わって、
“なんだかわからないけどいい”と感じられる服が、
結果的に長く着ることのできる服になっていきます。
つまり未来の服とは──
説明できなくても心に響く服なのかもしれません( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
今、求められているのは「見えない価値」
現代は、見えるものより見えないものに価値がある時代です。
たとえば──
- 親が子を思う気持ち
- 困っている人を助けたいという気持ち
- プレゼントを“選ぶ手間”に込められた心
モノそのものより、「その裏にある想い」が伝わる時代になってきました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
テクノロジーも同じです。スマホやAIがどんなに便利でも、人の感情や直感、心のゆらぎはテクノロジーでは測れません[□‿□]
だからこそ、見えない部分の「バランス」や「空気感」が、とても大切になってきているのです。
これからの時代、「見えない価値」を感じ取れる人が、時代を前に進めていくように思います[□‿□]
ユーチューバーも「人を喜ばせること」が価値になる
今の人気ユーチューバーたちも、結局やっているのは「人助け」です。
たとえば──
- 誰かの「知りたい!」に応える動画
- 「悩んでいる人」に寄り添う企画
- 「笑わせること」で日常を明るくするコンテンツ
もちろん、広告や収益の仕組みもありますが、根底にあるのは“人を思いやる気持ち”。
そしてその気持ちが、ファッションやものづくりにも共通していると思うのです。
つまり、誰かを喜ばせたいという気持ちがある服には、見えないけれど確かな価値が宿る。
それがこれからの“服の価値”なのかもしれません
精神性を宿す服──それは、これからの時代の服
これからの時代、仕事の多くはAIやロボットに任されていくでしょう。
では人間に残るのは何か?──「時間」です。
その時間をどう使うか、何を感じ、どんなものを身にまとうか。
そうした問いに向き合うとき、やはり「精神面を服の中に組み込むこと」は、大きな価値を持つはずです。
その服を着ると、なんだか落ち着く。姿勢が良くなる。疲れにくくなる。
──そんな感覚的なことでもいい。見た目以上の力が、その服には宿っているかもしれません。
あなたは、服にどんな価値を求めますか?
「見た目」だけじゃなく、「目に見えない価値」──
そんな新しい基準で、服を考えてみるのも楽しいかもしれません。
ヴィヴィアン・ウエストウッドの服のように、精神性を帯びたデザインは、
これからの時代の「見えない服」の一つのかたちだと思うのです。
それはただ「着るもの」ではなく、自分の内面と共鳴する、心の衣服。
あなたがこれから出会う服たちが、そうした価値を宿すものであることを願って──
(《見えない価値 & ロボット[□o□]シリーズ》Aiと一緒にblog書いてます!)