こんにちは、本日は2日目です!
前回に引き続き…❗
ネットの洋裁記事では見かけないけれど大切だと思うこと、お伝えします🙇
はじめに…
◎前回の課題(パープルの文字部分) と人間の深層心理について…
私たちは、皆、個性を持っています、その個性が服作りの中でどのように現れるのでしょうか?
MYブランドを立ち上げると仮定したら、どんな服を作りたいと思いますか
まず、デザイン画を描いてみましょう(前回の課題の内容)
どんなデザイン画になりましたか?
”自分が理想とする服”
”自分に似合いそうな服”
”自分の好みの服”…
「こんな服が着たい!」
という、
自分の中からにじみ出てくるようなものになっていませんか?
生地を選ぶ時でも、そうなりやすく
その人の人となりが現れることもしばしば…。
心の暗い時に絵を描くと暗い絵
楽しい時に絵を描くと明るい絵を描くように
内面がデザインや生地選びに現れやすいと言えます。
「衣服と人間の深層心理というのは、関連性が深い」
と、私は思っています
◎MYオリジナルブランドのデザイン画を分析…
では、もう一度
デザイン画をみてみましょう
「イメージ」「服のジャンル」「価格帯」は見えてきましたでしょうか?
本日は、その中から、皆さんがもっとも気になるところ
「イメージ」の部分を、より深めていきましょう~
これからつくると仮定した「ブランドイメージ 」です
自分の好みを出しすぎず抑え気味に
自分一人でデザインを考えたり、生地選びをするとどうしても自分の好みが強調されすぎて、極端になってしまいがちです。
料理でも塩コショウばかりを入れすぎると辛くなってしまうし、辛いのが好きな人だとしても、なんだか物足りなく感じます。
『こういうのが大好きなんだけど』←という部分は匂わせるぐらいがちょうどだったりします。
自分の好みを知って反対の要素を少しプラスする…
とは言っても、ちょっとわかりずらいですよね
ここでわかりやすい例を…
自分に当てはまるものが見つかりやすいように、
いくつかあげてみますね
といえば、どんなことを想像されますか
それは、大きく2つに分けて
〇セクシー 〇かわいい
アメリカ女性からすると、日本人はかわいいの方
というところにおさまるでしょう
前回の課題の結果(パープルの文字部分) でのあなたのデザイン画は、どちら寄りでしたか?
花の種類で考えても想像しやすくなります
〇薔薇 〇マーガレット
薔薇…美・愛・情熱
マーガレット…秘めた愛・真実の愛
アメリカ女性は薔薇のようなゴージャスさがありますよね
を思い浮かべてみてください、バービーも素敵なんだけど、日本では、リカちゃん人形の方が親しまれています。
アメリカ人の好みや気質全快すぎて、抑える力❗(日本人向けにする力)が働いていないからです。
とはいえ、
それがバービーちゃんなのですが…
ここで、
素材選びの例をあげてみますね、
サテン地 にレース地 をあてがって2枚仕立てにするとします。
サテン地だけでスカートをつくるとヒップの形があらわになって、セクシーすぎ!
その上にレース地をあてがうことで抑えられます。
また、そのレース地が花柄だった場合、
その花を薔薇にするかマーガレットにするかでも方向性が違ってきます
自分のセクシーさを抑えたいなら、マーガレットを選びましょう。
自分の個性に合わせたり、魅力のありすぎる部分は、抑えぎみにしたりと、いろんな方法で自由にデザイン
最後は、中級者向けになりますが…🙇
企業デザイナーさんの場合
例えば…
今旬でピカピカの新しい発想少し誇張されぎみのデザイン画が、パタンナーさんに渡されます。
そこに、理論的に受け止める現実派のパタンナーさんの要素がプラスされ、
前面に出すぎている最先端のものを抑える要素もプラス
デザイナーさんの主張は守りつつ、形にしていく段階で必要なかった部分はそぎおとし、要るものは足す。
うまくいくと、完成度が高くなり、
結果売れやすく、体にそった着やすい形になる!
新しいデザインでは、形にして初めてわかることも多いです。
味見をして濃かったら薄めましょう。
二人三脚ですね
最初の話しにもどりますが…
塩コショウだけでは、ものたりない、
砂糖もだし汁もバランスよく取り込んでいくことで(反対の要素や隠し味など…)、より完成度の高い素敵な料理(服)になってきます。
まとめ
服と深層心理は深い関係がある。
人となりが、服のデザインに現れることも多いです。
昔、私は…
メビウスの輪的な視点から
いろいろと、考え込んでしまい、
深く考えすぎて頭の中が
ひっくり返りそうになったことがありますが
まだ、自分の中で、うまくまとまり切っていません…
時代が進むにつれ
時代が教えてくれる
のかもしれません
では、本日はここまでということで…
最後までお付き合いありがとうございました🙇