奇跡っ!ウィスキーは樽の種類で味わいが変る!!!『ウィスキーあれこれ!』 | だらおの放牧日記 2nd

だらおの放牧日記 2nd

気が付いたら週末アジアの片隅でのんびり暮らす生活を送っていた。 20年以上経っても東南アジアに恋をし、より嵌り素晴しい人生を歩んでいる・・・ そろそろセミリタイアを見据え第二の住家を求めて旅を続けている・・・

 

 

 

 

シェリーカスクは現在では

一般的なウイスキーの

 

製造過程とされる熟成を初めて

行ったであり

 

ウイスキーの熟成はシェリーカスクから

始まったといえます。

 

 

 

しかし、シェリーカスクによる

ウイスキーの熟成は

時代が産んだ奇跡のような出来事から

始まりました。

 

 

1700年代~1800年代にかけて

スコットランドでは

酒税が大きく値上がりし


ウイスキーは広く密造

されてきた歴史があります。

 

 

(最近嵌まるウィスキー達)

左から・・・

グレンファークラス12年シェリー樽

      アバフェルディ12年

      モンキーショルダー

      グレンドロナック12年

 

個々はまたの機会に説明・・・

 

 

 

 

 

 

ウイスキーの密造時代において

当時のスコットランドの人々は

 

 

 

製造したウイスキーを隠すために

大量に余っていて

 

使い道がなかったシェリーカスク

ウイスキー

 

貯蔵することで隠しました。

 

 

 

 

税金の取り立て人にシェリーカスクを

見られても

 

これはウイスキーではなく

シェリー酒である!!

 

言い訳をするためです。

 

 

 

 

こうしてシェリーカスクに

ウイスキーを隠し続けて

 

いくうちにウイスキーの

熟成は進んでいきます。

 

 

 

貯蔵したウイスキーを

シェリーカスクから取り出すと

 

中の液体は無色透明から琥珀色に変化し

 

香りや風味も甘味のあるものになり

 

私たちがよく知っている

ウイスキーになりました。

 

 

一般的に行われるようになった

ウイスキーの熟成

 

シェリーカスクと密造時代が

産んだ奇跡の産物です。

 

 

 

 

グレンモーレンジィのハイボールには・・・

オレンジピューレを入れると旨いw