DDT、かく語りきよ
Amebaでブログを始めよう!

『ダ・ヴィンチ・コード』

  今世紀最大のミステリーがいま解き明かされるというキャッチで今年最大の話題作『ダ・ヴィンチ・コード』を観てきた。レイトショーにもかかわらず席はいっぱい、特にカップルが目立ちました。ご存知の方も多いとは思うが、本作はダン・ブラウン著の世界的ベストセラーになった小説を映画化したものです。各メディアでも取り上げられ、某旅行会社が映画公開にちなんでのツアーも企画していたので周囲の過熱ぶりは高まるばかりだ。私は原作を読んでいないので、全くの予備知識無しでの鑑賞になった。


 舞台はフランス・パリにあるルーブル美術館で、ある老人が死ぬところから物語はいきなり始まる。単なる殺人事件で終わるところ、彼の死に方には奇妙な光景があった。全身全裸で自分の血で暗示するかのように、それはかのレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた人体図を示していた。傍らには謎の数字とメッセージ。そこに解読依頼で言語学者を演じるトム・ハンクスがやってくる。事件を真相を探る刑事を演じるのはジャン・レノ。
 
  謎のメッセージはある解読をたどるための暗号だった。そこに一人の女性ソフィーがやってきて、トムに警告を発する。「あなたの身が危険だわ」と。不審に思うトムはそれは自分に殺人容疑をかけられた罠に気付く。なんとか警察の手から逃れ、この暗号を解き、真犯人を暴かないかぎりこの絶対絶命の状況から逃れられない。そして、彼とソフィーの暗号を真犯人探しが始まるのだった。そして話は急展開を迎え、事件の真相を追求していくと、とある秘密結社の存在が浮上する。彼は一体何者なのか、なぜ犯人は殺人を犯したのか。そこには歴史を根底から覆すほどの重要な史実があったのだ。それを解読できるのか、その真実を知ったときどうなるのか。実は…おーっと!これ以上は劇場でご確認下さい。私は浜村淳でないのでね。

 

確かにストーリーに神秘性と歴史上の因縁を感じさせるミステリー&サスペンスになっている。そこに途中アクションありと監督のロン・ハワードは見事に観る者を引き込む作品仕上げた。しかも、ダ・ヴィンチとキーワードを使い、謎めかせることで本昨を新鮮にさせている。でも、この作品を観て思ったのは、日本と日本人には少々難しいのではないか。特にキリスト教に関しての史実がわからない人にとっては、チンプンカンプンの内容かもしれない。「私、キリスト教って全く知らない。知っているのはクリスマスかな。だってお祝いする日でしょ。昨年は彼とディズニーランドに行って―」とか答えている女性なんかでは全く理解不可能かもしれない。

 

実際、観おわった周囲の人たちの表情も複雑だった。誰も「…で何だったの?」と言葉を発しなかったが、まるでそういうかの雰囲気はあった。序文でも述べたが私は原作を読んでいない。原作には余すことなく説明しているかもしれないが、映画では少々説明不足な感が否めない。まあ、ダ・ヴィンチが描いた『最後の晩餐』には深い意味があったことがわかっていないと本昨の理解は少し困難かもね。私は知っていましたので、少しはわかりましたが。

 

ただ作品としてはそれなりに楽しめる作品になっているので、観ておいた方がええでしょうか。いつも思うのだが、鑑賞もせずに「あれ、面白くないと思うよ」と簡単に言う人がいる。そういうなんちゃって評論家じみた意見は聞かず、「これは話題作だから!」と思って、観に行きましょう。ちなみに、この作品を私がここで宣伝してもソニー・ピクチャーズから一銭の金もくれませんが。


  最後に見終わってから思ったのは、ダ・ヴィンチが残した数々の作品には無数の暗号があるといわれているようだ。この作品はその興味深い内容とストーリーをうまく絡ませて描いた段階で作家の企画上での勝利かもしれない。そんな話題に無数の人たちが感心を寄せ、考えたり、疑問に思ったりする光景を見て、ダ・ヴィンチ自身は笑っているのかもしれない。「オレの作品を見て、感心しているな。ハハハ」と天から高笑いが聞こえてきそうだ。このようになると未来を意図したノートも数々に残した彼のことだから、今作が話題になるのも予知していたかもしれない。

北堀江 エピス

 知人が西区北堀江でメガネ店の店長をやっているので行ってみた。すると、祭日のせいか若いカップルが多く、道どおりはウィークデイとは異なり明るい雰囲気が漂っていた。仕事でもここ周辺は来ることがあるが、少し裏通りを歩くとこんなにカフェやブティックがあるとは知らなかった。店長に聞くと、5年ほど前からの再開発もあり、街並みは変わってきたそうだ。


 さて、中身の店内は明るい感じで個人的ないい感じ。お客さんも入りも昨年の春に店を構えて以来、ようやく落ち着いてきたようだ。夫婦で経営しているのだが、いまでは店長になっていたのに少々驚いた。普段は明るい人だが、やり始めの頃は大変だったと当時のことを聞かせてもらった。そこで私もいろいろとコーディネートしてもらうといいのがあって、お薦めしてもらった。鏡をみると、奥さんが「これのほうが全然いいよ」と言葉を貰う。確かに今のメガネより冴える感じが一目瞭然だった。人間やはり他人にいいといってもらうと嬉しいものだ。だから近日中に買おうかな。


 ところで最近はちょっとしたメガネブームらしい。雑誌でも取り上げられたり、「LEON」「NIKKITA」の影響か、老若男女問わず買いに来るそうだ。買う比率は、男性が6割で女性が4割とのこと。中には男性でもファッション感覚で伊達メガネを買うことも時々あるようです。この店のスタンスは買いたいものは自分で選んで見ていってくださいです。まあ皆さん機会があれば一度お店を覗いてみてはどうでしょうか?店名はエピスといいます。場所はHP(http://epice-horie.com/ )参照下さい。


 そして話も終わり店を出る間際、「また来てや。飯食べに行こうよ」と暖かい言葉をもらった。店を出ると、すっかり夜になっていて、昼間とは違う雰囲気が街並みを彩る。約二年ぶりにあったのに、気さくさが全然変わらない店長と変わっていく北堀江の街並みは時代の流れを感じてしまった。「変わらないと……いかんな……変わられるんだよ」そう街並みは言っているようだった。

風説の流布を語る

帰宅するとライブドアの強制捜査のニュースが目を惹いた。やはりというか狂言まがいな会社に捜査のメスが入ったのだ。これは今後の社会の企業倫理をさらに考えるきっかけになるかもしれない。

ライブドアといえばホリエモンといわれるぐらい有名な会社だ。昨年はフジテレビの買収劇に始まり、衆院選挙に立候補したことでも話題になった。マスコミの惹きつけ方は確かに巧みだった。そのおかげで誰もが知る存在になり、自社株価も上がった。

でも今回の捜査での根拠が事実であれば、いままでの行為は全て仕組まれたシナリオで、それに準じた人間を冒涜したことになるのではないか。情報操作できる人間が偉く、それを出来ない人間は馬鹿だとまるで言っているように聞こえる。結局は自分のところも嘘で固めた会社だったのではないか。もうパフォーマンスはたくさんだ。

今後はどうなるかわからない。でも言えるのは信念を持ったものが勝つ世の中にならないといけないと思う。彼の存在はあくまでいままでの常識を覆した。それは認めよう。でも本当を創れるのは確かな信念をもったものたちなのだ。

今我々は本当の情報を掴む力を見極めないといけない。事実は何なのか、真実はどうなのだ。考える力がもっと必要になるだろう。この捜査が本当に生きた情報を得る真の扉になればと思う。そう考えると、ライブドアって響きは寂しく聞こえる。

『功名が辻』第1話を観て

今晩、NHK大河ドラマ『功名が辻』を観た。原作・司馬遼太郎の大作である。今回はいわばとある武士がいかにして高知の大名になったかという出世物語です。その影には一人の尽くす妻がいたという話。個人的には非常に関心が高い。

確かに以前の『利家とまつ』の流れを汲んだ作品かもしれない。夫の出世には妻の内助の功が欠かせないというテーマを歴史背景に入れて描かれる作品だろう。また現代が女性進出を背景にした社会もマーケティングされてるかもしれない。

しかし、この作品は昨年の話題になった『熟年離婚』と相反するストーリーに興味をもった。いかにして戦国時代を生き抜き土佐25万石の大名になったか。そこには夫婦の互いを支えあう愛があったらだろう。やはり人への思いやりや人間の大切さはいつの時代でも大事ではないか。
 
ドラマはおそらくそれを全面に出していくのだと思う。でも乱世は現代でも同じ。単なる愛でなく、いかにして生き抜いたかを映像で確かめたい。そこには現代社会でも大事な何かを伝えてくれると期待しいている

大河ドラマ『義経』を観て

久々にNHK大河ドラマ『義経』を観た。先週は「勧進帳」の話で、今日は奥州・今泉での話でした。
歴史ものは結構好きなので、観るんですがこの手のドラマは若者はなかなか観ないんでしょうかね。


出ている俳優もいいとこ揃えているのに、なかなか視聴率を稼げない…。
ターゲット層よりこの時間にテレビを観ない人が多くなったのかもね。


本当はこういう作品にはしっかりしたテーマがあって、それを読み取ることで知らないことを知るんですけど、いまどきの人たちはマンガやネットなんでしょうね。


映画も観ない人が増えているみたいですしね。


文化というのは本来観た人が育んでいくものなんですが、若い人たちには難しい時代なんでしょうか?
時代劇や歴史なんて興味ないっていう人に限って、歴史背景も知らず、世間知らずが多い気がする。
いわば、映像の「食わず嫌い」でしょうか?


「あんたはどうなのよ!」って言われても答える自身は私に兼ね備えています。
まあそんなこと何の自慢もならんがね。ただ言えるのは、興味本位を掻き立てる人が周りにいなくなったなあとふと思う今日この頃です。

ペルー人

ペルー人が悪いわけでない。今回の犯人がただペルー人だっただけだ。


 本日、朝のニュースで、広島県での少女殺害事件の速報があった。容疑者はペルー人男性…と報道される。夕方の駅の売店では、こぞって「ペルー…」の見出しが立ち並ぶ。帰宅すると、テレビのテロップも「ペルー…」とある。


 あたかもペルー人がかわいそうになってきた。正直今回のニュースは傷ましい。でも、この各社の報道の在り様は「にっくきペルー人…」とプロパガンダしているように聞こえてならない。


 最近のメディアは何かと話題があると、大きく挙って報道するがこれが正しいのかと疑問を投げかけたくなるものだ。本当に酷いなあと思う。確かにニュースの報道は大いに結構だが、だったら「在日…」でいいのではないか。国を特定して報道する必要性がどこにあるねん。


 どうせ最近野球も終わったし、話題に飢えているのはわかる。だから悲しいニュースを一面に取り上げて、今の日本はこうですよって表現していることになるのだろうか。「今日の出来事」って言ってること自体可笑しいでしょう。


 もっと心を喚起する話を書けよって!今のメディアは完全にレイプされているね。これを真に受けると、本当の真意なんて汲み取る力がどんどん減るんじゃない。


 実際、若者でも活字離れって聞くじゃない。漫画ばっかり読んでいる奴もいるしね、電車で。まあ漫画が悪い訳で無いが…。


 どんどん情報を読み解く力がない国民になっていくのかも…。
本当に真実を知って、辛いのは被害者の家族なのに。そんな配慮を配るメディアも一つぐらいあってほしいものだ。

『亡国のイージス』

今回は、福井晴敏作品の映画第3弾『亡国のイージス』。

この作品は原作を読んでいたので、かなり期待して観にいったのだが…。


正直、やはり二時間という制限ではこれが限界かなと思わされる内容だった。


ストーリーは最新設備を備えた護衛艦イージスがテロリストに乗っ取られ、それに立ち向かう真田広之演じる仙石伍長が『ダイ・ハード』さながらの戦いで繰り広げられるアクションムービー。


役者陣はさすがに豪華で、主役の真田広之をはじめ、佐藤浩市、寺尾聰、中井貴一など。これをみると、金をかけているなあと感じてしまうし、実際役者の演技ぶりは見事であった。


特に、この作品で寺尾演じる宮津副長にはおいしい役やなあと思ってしまった。


全体的に観て、感じたのは原作を忠実に映画化したのはいいが、もう少し内容をコンパクトにするか。それとももっと作品時間を長くし、原作であった内容を理解するために詳細に描いても良かったのではないかと。


指摘する点は以下である。

一つ目は、如月行の暗い過去をもう少し描くべき!準主役なのにちょっと他の豪華な役者に比べたら、存在感無さ過ぎる。原作ではかなり重要な役なのに。それにいい演技していたからね。


二つ目は、敵役のホ・ヨンファの暗い過去ももう少し描くべき結果として、女コマンドーみたいな存在がなぜ如月に近づいたシーンが不明瞭になったこと。それに原作では性格が冷徹だが、もっとブットンダみたいなとこもあったはず。これでは中井貴一がもったない。もっと悪人面の俳優の方がええのでは!


三つ目は、先任伍長演じる真田広之が原作のイメージに合わないし、カッコ良すぎる!主役の台詞などは大幅に変えられていないが、原作ではもっと大柄な先任伍長だったはず…。真田広之の演技はよかったが、これももう少し柔和な感じの役者が良かったのでは。それにしても真田広之はホンマにカッコよかったね。こんな上官がいれば、死んでもいいぜと思ってしまったが、そこが逆に完璧すぎた。


四つ目は、原作とエンディングの異なりここでは敢えて書かないが、原作に忠実にするなら、どうして最後は変えたの?これはおそらく脚本家の意向が出たかもしれない。福井春敏はOKを出したのか?!と思ってしまった。これはストーリー上そんなに大事なことではないが…。


最後の五つ目自衛隊というテーマをもっと浮き彫りにするべきだった。本作品は戦争とは何か、自衛とは何か、国家とは何か、守るとは何かが大事なはずである。ただ、そのテーマが弱いのと違う?って感じてしまう。特に、イージス艦内という設定なのに、緊迫感があまり無かったし、原作ではダイスの特殊工作員の作戦が失敗して大打撃を受けたり、仲間が死んだりともっと悲劇があったのに。


結論としては、もの足りない方は原作を読んでくださいってことです。

私はやはり3時間ぐらいの内容にして、もっとテンポをあげた作品にすればもっとよかったのに!と思いました。

よって、今回の作品は頑張って★は4つです。『宇宙戦争』よりはだいぶマシですが、原作が良かっただけにもったないです。

映画「亡国のイージス」オフィシャルサイト:http://aegis.goo.ne.jp/

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆

涼しそうな格好が羨ましい…

いやー暑かったですね。


帰りのお姉ちゃんは涼しそうでしたが…。


最近この手の格好は目のやり場に困る…。


当の本人はいたって無干渉。


主張が強いってことですかね。


さあ、あと一日で盆休み。


頑張るぞ!

阪神、井川!何しとんじゃい!それでエースか!?笑わせんな!

タイトルの通り、怒ってます。

阪神ファンの方はわかるでしょう。


そう中日戦の天王山第1ラウンドの結果です!


7点も勝っているのに、よう守れん!

打線が悪いのはない!


井川が悪いんや!


井川のせいで負けた!!!


ボケ!アホ!髪切れ、ヘボ!!!

これで阪神の優勝はなくなったかな…。


前も大逆転くらったし…。


ここまで結果が出ないのに、何がメジャーなんでしょうかね!


ええ加減にせえよ!!


はっきり言おう!


結果出してから、モノ言えって!!


そして、死ね!!


この時期は内容なんかはええねん。結果がすべてや!


ああ言い足りん!死ね、井川のボケ!!

解散総選挙

今晩のニュースは解散総選挙で話題でしたね。
俺達国民も暑い中、仕事してんねん。さあしっかり選挙活動してアピールしろよって、思いましたね。
ただ小泉首相が過半数を割れば、退陣しますって言ってたが、そんな当たり前なこといまさら言うなって!

さて、今日も暑かったわけですが、大阪のおばちゃんもアツかったですね。
というのも、とあるスーパーへ行ったら、なにやら人盛り(※写真参照)。
何かと見ると、高校野球の観戦だったのだ。そう本日は地元の大阪桐蔭の試合があったからだった。
その観戦を街頭モニターでの観ていたのだ。そして、大阪桐蔭の勝利でゲームセット!

なぜか隣のおばちゃんは「ようやった」と言っていました。お前の連れかって?!

おそらく野球知らんけど、応援しとこうという肝の強さを感じてしまった。

こんな平凡な一日であったが、おばちゃんも総選挙の時も「ようやった」なんて言うかもね。

日本はホントに平和なんだねと改めて思ってしまった。