『六月大歌舞伎』2025 七 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。


『芝浜革財布』


いつもの安心メンバー・菊五郎劇団。

七代目菊五郎丈&時蔵(現萬寿丈)夫婦で観劇しておりましたが、
いよいよ萬寿姐さん再婚、松緑さんの政五郎。
先月に続き、今月も呑んで呑まれて酒豪の人。


松緑さんといえば、正真正銘荒事戦士、あまり世話物のイメージがなかったので、とても新鮮。


お友達が集まっての酒盛り場面など、
メンバーは彦さま亀蔵さんご兄弟など、まさにお子時代から共に芝居をやってこられた、安定安心の間柄。

皆さん自ら暴露していらっしゃる、

「普段の関係性そのままに、この仲間で芝居したら、江戸の長屋の雰囲気は自然と出るのでは」

「気心知れた楽屋の雰囲気が伝わるはず」

つまり、あまり芝居していない感じ⋯(笑)?

いえいえいえ。
皆さま、この空気が、いつもの楽屋、オフの雰囲気そのままだなんて。
まあ、分かってはおりましたが(←)、
改めて、ココの劇団、好きだなあ。あたたかいなあ。


酔いつぶれた松緑さんを甲斐甲斐しく介抱する彦さま、

姐さんにも気を遣いながらの立ち居振る舞いは、最早芝居には見えない、やっぱり(笑)。


ココでの蛤鍋は実際にお麩やお豆腐、おネギもひたたる実物?をお召し上がりになっておられらっしゃるそうで(彦さまインスタ情報)、

飾らないラフな空気感も相まって、
蛤の香り、もう蛤鍋のくちになってしまって、うっかりお腹がなってしまいました(恥)。

直侍とか⋯歌舞伎って多いよね、食テロ。



ヴィラン枠(←個人の感想です)だった権十郎丈、
久し振りの観劇となる今回の襲名フェスでは頼りになるお助け権さん。

権さん、もう少し早く来てくれたら呑み会参加出来たのに(笑)。


権さん登場に、遂に悲壮感を爆発させるような姐さんが見事。

ココから、三年後の大晦日の、目の醒めるような変貌が爽快。



政五郎の飲み友達もいい奴らだし(奥様自慢で喧嘩、て(涙目))、
ハッピーエンドのあたたかいお話ですが、


己も妻という立場になり、以前観劇した時とはまた異なる視点で、且つより入り込み易く。


旦那様がしっかり者であろうとかわいいやつであろうと、

やっっっっっぱり女は賢くないと、と染み染み感じました⋯。