本フライヤーも届きました、FF歌舞伎(嬉)。
ネットでは確認出来なかった扮装の詳細、
メイクも凝っていて感激です。
「コスプレにならないように」という菊さんの 方向性は見事です
(私自身も常々思っておりました、舞台でも映画でも、日本人の二次元実写化って、ただのコスプレ化していないかという。
コスプレを軽んじている訳ではなくて(わたくし一応コスプレイヤーのはしくれ)、
「扮装写真撮る為に着飾って悦」でなくて、
「舞台衣裳」で「芝居」をして欲しいんだぜ、という意味で)。
原作に忠実ながら、いずれも間違いなく『歌舞伎』に落とし込まれている。
しっかりカブキクリーチャーとして成立しているユウナレスカ、
こういうのが見たかった!!
キマリの、隈取り導入と、眼の下のゴールドのライン。
カラコンも使用されている?様ですが、このライン効果で、ゴールドの瞳に見えてくる。
彦三郎兄さんはまた隈取りがとてもお似合いになるしな。
ルールーは、スカラップの柄の方が全面に出ていて好いです。
当初はキャスティングに驚いた、
彌十郎丈が似合いすぎてハマりすぎて感服です。
歌舞伎衣裳、歌舞伎メイク、
舞台衣裳、舞台メイクの技術、工夫に唸りっぱなしです。
個人的な予想では、
リュックは性格や戦闘スタイルなどから、歌舞伎側に寄せて四天(勿論馬簾付き)でも良かったなと。
原作忠実に、プリーツトリミングでしたが。
や、女性キャラクターの四天て、カッコ良いじゃないですか。
歌舞伎過ぎてしまうのかな(汗)。
それに四天の時って大抵裸足だな。履き物との相性、合わない…のかな…。
◆
動画サイトでも、言わばメイキングが配信されておりますが、
意外と大胆な内容が登場する時があるので、
暫し閲覧を控えようとおもう(笑)。
や、ネタバレはあまり気にしない質ですが、
え、コレ、ココまで見せちゃうの!?(慌)
な内容が、度々…(慌)。
ストーリー概要も解説されておりますが、
改めて聞くと、
何だか、「今の日本みたいなハナシ」だな、と。
シン=自◯党に置き換えるとあまりにも身に覚えがありすぎて悪寒が。
●少しでも地域が栄える(所得が増える)と襲撃(累進課税)される
●常に命の危機(重税、理不尽な悪政策)に怯えながらエボンの教え(情報操作、洗脳)にすがる
●つまりシンが存在する限り、スピラの民(日本国民)は物理的にも知識、精神的にも豊かにはならない
●究極召喚(選挙或いは政権交代)でシンを滅ぼしても根本的解決にはならない
倒す為にも都度、召還士とガード(日本国民)が犠牲になる
正に今、必要なお話ですね。
今に限らず、わたくし知る限り数十年前からこんな舞台設定ですけれどね。
FFⅩ、実はホラーだったのですね。
いえいえいえ。
とにかく、観劇自体も久し振りですし、
本当に楽しみなのです。
ああ、それにつけても、
アーロンは
ザ・荒事戦士代表 松緑さんで観たかった…。