着物談議・ミルパ | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

10年ほど前から、レース着物は気になっておりました。

レースそのものが先ず大好きなアイテムですし、
襦袢と遊んで「生地そのもの」をカスタム出来る愉しさ。

しかし当時は、
レース着物の取り扱い、
色モノ襦袢の取り扱いをしているショップも少なく…。

色モノ襦袢、所有しておりましたが、衣紋抜きが共布ではない、という。
探していても、衣紋抜きは白布、というお品が多かったな、当時は。


漸く、数年前から、流行り出しました、レース着物。


しかし、な、

「着物生地としてのレース」となると、

巷のレンタル着物店にあるような、ラッセルレースなどのぺらぺらしているやつは、
違うでしょ、やっぱり。

レースなら何でもいい訳ではない。


という訳で、見付けました、ミルパレース着物。


厚みがあって立体感があって、
着物として身に付けるには、絶妙な編み柄の大きさ、そして上品さ。


何なら、仕立てもうっかり絵羽ぽくみえる。

そんなどストライクなレース着物は百華園さんのお品です。


先月のLUNA SEA 復活祭二日目で初着用いたしました。


絽襦袢にレース、と透け透け、
帯も兵児帯で身軽にしたハズですが、

二日目は一日目より会場内の人も多く、熱気故か、
冷え性のわたくし、会場内でもなかなか暑かったです(焦)。


帯は兵児帯二本使いで、
角出しをベースに三重紐でアレンジしております。


前姿を、撮り忘れました(汗)。


↑帯留めは『ONENESS M』で、
三分紐は、グリーンと迷いましたが、当日は黒にしました。


あと…

着付けが難しかったです、レース着物。

生地全体に伸縮性があるので。


一瞬、袵線が合わず焦りました(←一応わたし、プロ着付士なんで。)

レースに限らず、夏着物は襦袢の丈にも注意です。

一回も練習せず、本当に初めてのレース着物着付けでした。

やはり、特に自装は、
ちゃんと練習せないかんかったです。



半襟は、衿秀さんの美しい刺繍襟。
前姿撮り忘れましたが、旦那様撮影の己撮りに残っておりました。




レースという構造上、致し方ないがバチ衿なので、
収納時は畳紙もりもりになりますが。


お洗濯楽だしアイロン要らないし(!)。

着付け時は要注意ですが、無茶苦茶楽ちんでした、レース着物。

しかも年中着られますやん。

今度は色モノ襦袢にも挑戦してみよう。

いっぱい着よう!