10年ほど前から、レース着物は気になっておりました。
レースそのものが先ず大好きなアイテムですし、
襦袢と遊んで「生地そのもの」をカスタム出来る愉しさ。
しかし当時は、
レース着物の取り扱い、
色モノ襦袢の取り扱いをしているショップも少なく…。
色モノ襦袢、所有しておりましたが、衣紋抜きが共布ではない、という。
探していても、衣紋抜きは白布、というお品が多かったな、当時は。
漸く、数年前から、流行り出しました、レース着物。
しかし、な、
「着物生地としてのレース」となると、
巷のレンタル着物店にあるような、ラッセルレースなどのぺらぺらしているやつは、
違うでしょ、やっぱり。
レースなら何でもいい訳ではない。
という訳で、見付けました、ミルパレース着物。
着物として身に付けるには、絶妙な編み柄の大きさ、そして上品さ。
何なら、仕立てもうっかり絵羽ぽくみえる。
そんなどストライクなレース着物は百華園さんのお品です。
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先月のLUNA SEA 復活祭二日目で初着用いたしました。
絽襦袢にレース、と透け透け、
帯も兵児帯で身軽にしたハズですが、
二日目は一日目より会場内の人も多く、熱気故か、
冷え性のわたくし、会場内でもなかなか暑かったです(焦)。
◆
帯は兵児帯二本使いで、
角出しをベースに三重紐でアレンジしております。
前姿を、撮り忘れました(汗)。
↑帯留めは『ONENESS M』で、
三分紐は、グリーンと迷いましたが、当日は黒にしました。
あと…
着付けが難しかったです、レース着物。
生地全体に伸縮性があるので。
一瞬、袵線が合わず焦りました(←一応わたし、プロ着付士なんで。)
レースに限らず、夏着物は襦袢の丈にも注意です。
一回も練習せず、本当に初めてのレース着物着付けでした。
やはり、特に自装は、
ちゃんと練習せないかんかったです。
半襟は、衿秀さんの美しい刺繍襟。
前姿撮り忘れましたが、旦那様撮影の己撮りに残っておりました。
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レースという構造上、致し方ないがバチ衿なので、
収納時は畳紙もりもりになりますが。
お洗濯楽だしアイロン要らないし(!)。
着付け時は要注意ですが、無茶苦茶楽ちんでした、レース着物。
しかも年中着られますやん。
今度は色モノ襦袢にも挑戦してみよう。
いっぱい着よう!