すっかり我が家の守護神の一つとして定着気味のダークナイト・バットマンですが。
やはり、ダークナイト三部作は本当に面白いです。

何度観ても発見だらけで、
全作長尺ですが、
何度観ても見応えたっぷり。
音楽も大好きだし、
キャスティングも改めて、全登場人物が見事。
「あまりの素晴らしさに過去のバットマン作品をなかったことにしてしまった」
と言わしめるのも真顔で納得です。
バットマン談議としては、
久し振りに、
その「なかったことにされた方」を観てみます。
アイビー(ユマ・サーマン)をめぐり、バットマン(ジョージ・クルーニー)とロビン(クリス・オドネル)がいさかいをします。
「彼女が俺に気があるからって妬いてるんだろこの年寄りめ!」
今時小学生男子でも言わないような底辺レベル発言を公共の場で平気で繰り広げるロビン。
見ているこっちが恥ずかしくなってしまい、頭を抱えていると。
「そんな根性でロビンを名乗るな!」
「(ダークナイトのロビンが)どんな気持ちで最後洞窟に入っていったと思っとるんや!」
「やめてまえ!」
いきなりキレるうちの旦那様。
半分涙目。
声が悲痛。
や、
アレは催眠術がかけられていたのですよ、ブルース様。
「だんだんジョージクルーニーに腹立ってきたわ!」
それは言いがかりというものです、ブルース様。
夫は夫なりの、
ロビン感や何か思い詰めるところがあった故でしょう。
成程、
この人はこういうところに重きを置き、
こういうところで怒りを感じるのか。
長年旦那様にお仕えしてきて(←結婚してまだ一年半)、だいぶ理解、掴めてきていたつもりでいたが、
結局、お止めすることは出来ませんでした。
まだまだアルフレッドの域には到底及びません(←何を目指している)。
そんな訳で、
アルフレッドやルーシャスの様に、
嫌味皮肉をぽんぽん浴びせられるようになれたら最高。
まだまだ蝙蝠熱は続きそうです。