04.jul.2014
@宝塚ホテル
この先何が起こるかは分からないが、
現時点では恐らく聞き納めになるであろう口上。
「花組の 華形ひかるでございます!」
雄々しく、誇らしく。
汗を拭いながら
「パリは猛暑です…。」
◆
「パリ・ノワール」という場があり、
ココは何故かコルドベス装備でフラメンコ風味なお衣裳、振付。
いえ、私は大歓迎なのですが。
くわえ煙草の渋顔、キメキメ登場。
そのまま吸殻を豪快にポイ捨てしてゆきよるのですが、
これがまた物凄くカッコ良い。
こんなカッコ良く捨てられたら煙草も本望だと思う。
こういう輩ぽい所作、演技力はさすが華形ひかるだなと圧巻。
但し街中でこんな場面見かけたら容赦なく真顔で注意しますが、兄さん。
※輩ぽい→輩系を指す。
※輩系(やからけい)→堅気の人間ではなく一見アウトローの様でもあるが実は情に篤く誠実、
要は話してみたら結構いい人、でもやっぱりビミョウにワルい、
という感触の人種の意のnaoco語。
歌がメインのこの巴里祭、
ダンスもがっつり観れて嬉しいです。
あなた綺麗だわ、本当に…。
◆
色っぽく踊りまくったかと思えば、
次の瞬間、
白いフリフリパジャマ(違)に肉まん付き(違)ナイトキャップ着用、
クラウンに扮しメルヘンに登場。
変幻自在。
この学年になってもこんなパジャマが着こなせるのも、
この人ならではだろうなあ。
華形ひかるのA面B面、
余すところなく魅せてくれます。
ステージを飛び出し、客いじり。
いきなり私のテーブルへやって来て、二つ隣のお席のムッシュウに話しかける白パジャマ。
そのまま一旦後方席まで廻り、また前へ戻ってくると、
今度は私の前のテーブル、真正面におれらるご夫婦へ。
ニアミスの連続攻撃、
華麗にどスルーされまくる訳ですが
(「何処から来たの?」で鮮やかにボケる準備万端だったのに) 、
そんな訳で、
手を伸ばさなくても届く距離、
彼のパジャマの裾が私の膝を掠めてゆく、後ろから膝かっくん可能なポジションで
それなりに長時間、激しく動いていてくれていたので、
以下略、ご想像にお任せ致します。
ちょっといい臭いしたわ(月央ピエール先生)。
テーブルを廻りながらセ・シ・ボンを歌いますが、
♪しぬほど大好きー♪(←確か)
で蘭寿とむ氏へじわじわと迫ってゆき真顔で凝視。
とむ氏、終いには万歳で白パジャマを迎え撃つ。
大歓喜の白パジャマ、とむ氏に抱きつく。
片足浮いてましたが。
そんな兄弟愛も間近で拝見出来。
とむさん。
少し髪が伸び、外ハネにスタイリング。
まだまだ男役のまま。
でも笑顔はより穏やかになったかな…?感想。