実家より、救出遂行。ようやく。
お雛様。
本当に、ようやく、です。
救出、というのは決して過剰表現ではなくて、
雛人形は実家の倉庫に保管しているのですが、
もう15~6年以上前に、上の妹が倉庫へと続く廊下の屋根を物凄くくだらない理由でぶっ壊しちまいやがりまして(元々古い家ですが)、大荷物の持ち出しは勿論、通行すら困難になっていて。
そのくせ悪びれるでも修理するでもなく掃除すらせず長らく苛々限界突破
(中略)こちらも漸く祖母の居た部屋などの片付けも落ち着き、時間も出来たので、
というストーリー。
もう、
手元に持って来た。
どのみちあの家の人達はこういうものに無頓着、無関心、基本モノをも大切にしないし。
ああ、何年振りの対面だろう。
ずっと、忘れたことはなかったです、本当に。
お人形も、大好きなので。
もっと、酷い状態になってしまっていることを本気で覚悟していたが。
灯台は紙が巻いてあるだけだったので、
案の定くしゃくしゃになっとったが(汗)。
他にも、多少、やはり劣化や微破損はしていたが、
致し方ないが、
中でも、
三人官女の一人の、頭の飾りが折れていたのが最もショック…。
ただ、
故障箇所を発見する度に、
これ、パテ盛って何とかならんかな、
とか
ここ、エポキシでくっつくかな、
とか、
セルフ修理を試みようとしてしまうあたりが、
何か嫌だ(泣笑)。
我に返って、ちょっと虚しくなった。
ちゃんと専門家に訊こう。
◆
一般的に雛人形のお花は桜と橘が多いと思うのですが、
我が家のは、紅白の梅なのです。
コレは母がかなり拘って選んでくれたものなのだそうですが、
我が母ながら、ココのセンスは実に見事。
お気に入りポイントの一つです。
梅、好きなのです。
桜より断然好き(というより、ソメイヨシノが好きではないだけ)。
◆
私の幼馴染みに同年の双子くんが居て、幼稚園に入る前からほぼ毎日遊んでいたのですが、
うちのマーマといえば、
我が家の雛人形の準備、及び片付けの時期には、
いつもちゃっかり彼らにも手伝わせていたな、そういえば。
他人といえども、
しれっとコキ使うのが得意だった。
今、セッティングしていて、
そんなことも思い出しました。
◆
時に。
三人官女が入っている箱を確認すると。
???
我が家にはバンドマン(五人編成)は居ないハズだが…?
●●年目にして初めて知った謎。