蒼き波濤の果て Ⅱ | D-DST

D-DST

日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

ポセイドン編、続き。
続き、というものでもないが。



ラストのテティスの行動が、

本家人魚姫の結末を踏襲している様で印象的。


テティスの場合、恋愛感情というより
「恩義」「忠誠心」という意味合いが強いが。




やはり人魚姫は、

最後泡になるからこそ美しいのだと思うのです。

ディズニーの『リトル・マーメイド』の、

アルデルセンのそれをベースとしているからこその、
シナリオに若干の抵抗がある所以…



『ロミオとジュリエット』に謂われるところの

「鉛だったブルックの小説をシェークスピアが黄金に変えた」、

まさにその逆をやらかしている気がする、リトルマーメイド。


しかしそんな事を言い出したら、

主にグリム由来、その他の殆どのディズニー作品全て、
ツッコミどころだらけになってしまうのだが(汗)。



また、

劇中の楽曲は好きだし、

その潔い良いまでにディズニースタンスを貫くトコロは嫌いではないし(笑)、

ミュージカル大好きですし。

アレはアレでエンターテイメントとして存分に楽しめる作品ではあると思うので。


来春からの四季版は、かなり楽しみです。


私信・Mさん、いつも情報ありがとう!


BW上演の際も、演出、衣装、
興味あったんだ。





地中海の海底神殿に戻ります。


テティス。

鱗衣がオブジェ形態も含め色も形も美しくて、本人も美人で、

海闘士の中ではかなり好きでした、
アイザックの次に。


存在自体は割と地味なのだが…

徹底的にシャイナさんにやられていたり。

シャイナさんも無茶苦茶好きだ、
氷河の次に。



しかし、冒頭にも書いた最期のエピソードは、


ジュリアンによる


「きみの生きる世界は海の中だったんだ

 二度と陸へ上がってきてはいけないよ」


も相まって、

当時、
子供心にも何だか深いものを感じていました。



テティス、

その名、容姿に違わぬ美しい散り際でした。





彼女とは関係ありませんが、

ポセイドン編といえば。


終盤。

クライマックスなのに

この構図で、


D-DST-CA3J0053.jpg

いいのか。


私は嬉しいけれど。