『春興鏡獅子』尾上菊之助 #002 | D-DST

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2012年9月23日

尾上菊之助特別舞踊公演

@ルネこだいら







菊さん観劇に於いては有難いことに、



基本的にいつも一桁列のお席を手配頂いているのですが、





しかし今回、

うしろから数えた方が早いところで、



チケット届いた時は贅沢にもしょんぼりモードだったのですが。











結果、





後方席、

且つあのポジション、



最高でした。

涙目級でした。











『鏡獅子』自体、





昨年の菊さんを観たとき

(五列目で然もラストのキメが真正面。魂吸われた。)、



他の役者さんの時も前方でしか観た事がなかったので、





この度初めて、

花道含めた舞台全体の景色を存分に眺めることが出来て。





舞踊、特に踊り手が一人だと、



普段どうしてもその「個」のみに集中してしまいがちなのでね。









あと、



獅子の出で、本舞台に上がる手前で初めてばん!とこちらを向く時、



眼線が我と一直線(…ということにしておいて下さい)。





結局冷静には観れませんでした。







この日は猛々しさアップしていた感想。



しかし獅子言うても所謂「ライオン」に非ず、

「霊獣」としての獅子なので、





勇猛でも獣臭くならず、

丁寧で上品な所作が、



とても菊さんらくもあり大好き。







それから、



女形舞踊には珍しく、

この鏡獅子の前シテ・弥生は「少女」という設定。



「鏡獅子は演じる役者を選ぶ演目」と言うが、





そんな部分も菊さんの場合「説得力」がある(のろけ)。





やはり、前シテの

可憐、

含羞、

純潔、

あってこそと思う。







弥生の扇を使う場面は、



特に指先、手元に集中。





いつか、グアヒーラを踊る時の為の糧として(笑)。







そうそう、

長唄の唄い手さんの声が、



菊さんのお声に似ていて、



はじめ、凄く不思議な感じだった(汗)。





◆◆◆





この日には



来春一月@国立劇場は復活狂言、との告知も有り、

後日フライヤーも届きましたが。





黙阿弥で、

微SFで、

トムとジェリー(違)。



わー!また楽しそう!









あと来年は久し振りに新年会にも出席したいな、出来るかな目論見だったのだが、









1月19日。





LUNA SEA中じゃないか…。





やむを得ん。



再来年こそは。







菊さんの所の新年会、



本当に楽しいのよね、参加型で(笑)。





内容盛り沢山、

一門の皆さんも親切だし!