2008年用年賀状は『Les Mise´labres』より『Do you hear the people sing?』

L=Enjolras(@ABC cafe)
R=Enjolras(@barricade)
共にアンジョルラスですよ、ええ。
アベセのアンジョルラス、
日本公演ver.ではタイの色は演じる役者さんに応じてボルドーと黒とあるので(演出家さんの指示との事。因みに、B.W.では黒でした)、
うっかりマリウスと間違われぬ様にボルドーにしました。
「アンジョルラスは短髪であって欲しい」という独断と偏見があったのですが、
当時長髪だった東山義久さんが髪を後ろで一つに束ねていて、結び目に黒いリボンを結ってらしたのが、
それはそれでアンジョルラスに不可欠な「気品」があって素敵だったので、採用させて頂きました。
バリケードの方の衣装は、
ミリタリーディテールをより広範囲に出したくて、
丈を伸ばしたりスタンドカラーにしたり、
オリジナルを踏襲しつつ、好き勝手にデザイン描き直しています。
しかしコレも、
テーブルクロスの使い方や照明を当てる位置等、
前年の『オペラ座~』同様、今ならもっと違うアプローチ出来るのではないかなと思う次第。
『Les Miz』は、「何か大好き」な作品です。
話は暗いしセットも汚いのに(こら)。
やっぱり、楽曲が好きだなぁ、連符大会で(結局そこなのか)。
同じくLes Miz好きのヴァイオリニストSと観劇すると大抵、
S「今日のマリウスって誰だっけ?」
私「さぁ…?」
S「私も、マリウスはいつもチェックしてないんだよねー」
等、
客席ではマリウス雑扱い話が繰り広げられる。
そんなアンジョルラス至上主義の我々の中の原作『レ・ミゼラブル』は、
アンジョルラスが星に還った時点で終了しています(真顔)。
下水道の場面からは、
読んでも頭に入って来ないの、本当に(汗)。
お互い、試みてはいるのだが。
「第五章 ジャン・バルジャン」なんて、「付録」くらいになっているのかも知れません。
来年のロングランは多分観に行くので、
それまでに克服してみようか。
出来るのか(自問自答)。