『ZED』・初体験#003 | D-DST

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2011年 4月29日
CIRQUE DU SOLEIL『ZED』


「フライング・トラピス」。
空中ブランコ。


まさか真下から観ることになろうとは。


空中ブランコといえば↓大抵こういうヴィジョン
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になる訳ですが、

我々が観たものは全く異なる景色。

貴重でした。


合図の掛け声もしっかり聞こえてきます。

やっぱり楽しいな、空中ブランコ。




「シャリバリ」。
フィナーレ・ZEDだよ全員集合!
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コレはもう、何処を観ればいいのか(笑)。


いや、フィナーレに限らず、

全編通してそんな状態でした。



正面ステージでメインアクトが繰り広げられながら、

背面にも何やかんや大勢おったり、

ミュージシャンや歌手達(結構移動してるのですね)も気になったり。




歌手といえば、

女性シンガーが宙乗りで登場しますが。
$D-DST-zed bungee.jpgzed bungee.jpg
奇しくもパンフレットで宮川彬良氏も述べておられますが、


宙乗り状態で体勢を維持することは、

普段踊り等で如何に鍛えていても、

かなり腰に負担がかかるものなのだそうです(某歌舞伎俳優談)。


吊られる方にも技術が必要ということなのでしょう。



お衣装の裾がおそろしく長く巨大なので、

その中に何かしらのサポートはしてあるのでしょうけれど、

「あの状態で」「歌う」こと自体が

既にアクロバティックなのではなかうか。




クラウンのお二人も見事です。

海賊帽の方は、華麗なタップも披露してくれる。

そしてパントマイム的演技。


こういう「芸」を観る度、

「笑い」の奥深さ、畏ろしさを痛感。




衣装やメイク、照明、セットの色彩も本当に美麗、

世界観や音楽も大好きなタイプ。


隣席のおばさま方の露骨な歓声もイイ効果音で(笑)。



そういえばこの日は内容を一部変更しての上演だったそうで、

ハイワイヤーが無かった。



なので、是非また観たい(笑)!



ずっとスルーしていたシルク・ドゥ・ソレイユ。


観劇の機会を頂けたことに先ず感謝。



※写真は全てZEDオフィシャルHPより拝借。