@国立劇場
当日は会場到着が早過ぎてしまった為、
外壁で記念撮影会(笑)。
菊さんas花咲とツーショット。
しかし肝心の菊さんご尊顔が反射してしまう悲劇。

嗚呼、片想い(涙)。
頂いた手拭いと、干支刺繍タオル。

やっぱり「うさぎ」は可愛い。
実写でもディフォルメでも可愛い。
子供の頃から「卯年」、
それから寅、龍、巳年生まれの方が羨ましかった(笑)。
星座だと、獅子座、射手座、蠍座、水瓶座。
カッコ良い(笑)。
客席へ飛んで来た、蜘蛛の糸。

細いものは
宙乗り菊さんから放たれたもの、
太い方は終盤、
ステージから飛んで来たもの...
そう、まるで『紅』『WISH』の様に。
手元にある資料に拠ると、
この蜘蛛糸を製作するにあたっては、
紙を巻き取る機械から先ず
職人さんのお手製だったり、
巻き取った紙を役者さんの好みや舞台効果にあわせた幅で、
パンスライサー(!)でカット。
とにかく手作業なのだとか。
確かに切り口は歪で、
手作り感が醸し出ています。
言わば「使い捨て」とも捉えられかねないこれらの小道具ですが、
やはり作り手さんの「知恵」「念」「愛情」が込められている訳で、
それらの賜物な訳で、
程度は違えど、
レベルは違えど、
多少なりとも「ものづくりゴコロ」のある身としては、
無下に出来ない訳です...。
歌舞伎に限らず、
この様な舞台や映画等の大道具、小道具、お衣裳等には、
知恵や工夫がいっぱい。
こういう「仕事」も、大切な「財産」だと思う。