『眠狂四郎無頼控』#004 | D-DST

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独り言。

11月20日@中日劇場


ダメ出しばかりしている様だが、

決して面白く無かった訳ではなく(慌)。



が、

もう少し書きます。



衣装も、

主人公だけ明らかに素材感が異なる為、

浮いていた感想。


いえ、キモチはわかるのですけれど。


デザイン、テクスチャー諸々、

お衣裳単体としては素敵だしカッコ良いのだが、

「芝居」に於いての全体との調和というのか...

舞台に立った時の、素材感(特に一幕のお衣裳)。

確かにある程度の差別化は必要ですけれど...


「眠狂四郎」ではなく、

「Gackt」にしか見えなくなる罠。


他の登場人物たちのお衣裳もいっそ、

何かしら加工してあげるなりしたらきれいだったかもね。




色々書きましたが、

「コレが無頼の徒の佇まいだ!」

「Gacktの眠狂四郎だ!」



割り切ってしまえば、

楽しく観劇出来るのかも知れません。



でも個人的には、

期待していただけに少々意外要素の後味。



ただ、

いちミュージシャンが

時代劇の舞台、

それもこの作品でチャレンジしたということは、

いち音楽ファン、
舞台ファン、
時代劇ファンにとっても嬉しいことでしたし、

よく語られている様に、

「眠狂四郎役が嵌る人」

というのもなかなかいないと思うので。



ココで終わって欲しくないと思う。



今度は

小賢しい電飾が無くとも、

太刀筋が光って見える様な円月殺法が観たい。