11月20日@中日劇場
ダメ出しばかりしている様だが、
決して面白く無かった訳ではなく(慌)。
が、
もう少し書きます。
衣装も、
主人公だけ明らかに素材感が異なる為、
浮いていた感想。
いえ、キモチはわかるのですけれど。
デザイン、テクスチャー諸々、
お衣裳単体としては素敵だしカッコ良いのだが、
「芝居」に於いての全体との調和というのか...
舞台に立った時の、素材感(特に一幕のお衣裳)。
確かにある程度の差別化は必要ですけれど...
「眠狂四郎」ではなく、
「Gackt」にしか見えなくなる罠。
他の登場人物たちのお衣裳もいっそ、
何かしら加工してあげるなりしたらきれいだったかもね。
色々書きましたが、
「コレが無頼の徒の佇まいだ!」
「Gacktの眠狂四郎だ!」
と
割り切ってしまえば、
楽しく観劇出来るのかも知れません。
でも個人的には、
期待していただけに少々意外要素の後味。
ただ、
いちミュージシャンが
時代劇の舞台、
それもこの作品でチャレンジしたということは、
いち音楽ファン、
舞台ファン、
時代劇ファンにとっても嬉しいことでしたし、
よく語られている様に、
「眠狂四郎役が嵌る人」
というのもなかなかいないと思うので。
ココで終わって欲しくないと思う。
今度は
小賢しい電飾が無くとも、
太刀筋が光って見える様な円月殺法が観たい。