10月10日 @御園座
『旭輝黄金鯱』
お正月に国立劇場で上演されたもののTV放送分を
母上が録画しておいてくれたのですが、
直後に実家のプレイヤー故障、
見れず(悲)。
今年から『演劇界』の定期購読も止めてしまったし(の割に、本屋さん等のチェックも間に合っていないのですが/汗)、
殆ど予習、予備知識無しで観劇。
木曽川の場。
...あれは何...!!!
感激&涙目!!!
本水の立ち廻りとは聞いていたが。
菊之助ワンマンショーなの。
大暴れなの。
水吹いてるの。
物凄くきれいなの。
昇 天 。
アクションは勿論凄いのですが、
何より、
始終、表情が!
表情が!
表情が!
(落ち着け)
言葉にならない感動。
鳴海春吉というお役、
それまでが、割と"静の人"でしたし、
益々芯のアツさも浮き彫りに。
今までも児雷也とか船辨慶とか、
激しい迫真の立ち廻りは沢山あったけれど。
ココでこの表現をするのは的確ではないかも知れないが、
...カオスだ。
セヴンセンシズ炸裂でした。
エネルギー爆発でした。
菊さんにこんなコスモが宿っていたなんて。
もう、窒息するかと思った。
こんなに菊さんだらけの場面
(や、もっと大勢バトルなのかと思っていた)を
観れるだけでも幸せなのに。
ラスト、
トライデント構えて花道登場、のトドメの一撃で、
魂が抜けましたから。
最前のシーンでは、
パパ(菊五郎丈)らに弄り倒されてましたが。
最近は大分強くなったかな、と思っていたのですが、
やっぱり笑い負けしておられましたが。
(でもそんなところも凄く好き。)
とにかく大昂奮で大変でした。
一先ず、
ピンポイント・五代目菊之助丈レポート。