『吉例顔見世』#002 | D-DST

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独り言。

10月10日 @御園座


『旭輝黄金鯱』

お正月に国立劇場で上演されたもののTV放送分を
母上が録画しておいてくれたのですが、

直後に実家のプレイヤー故障、

見れず(悲)。


今年から『演劇界』の定期購読も止めてしまったし(の割に、本屋さん等のチェックも間に合っていないのですが/汗)、

殆ど予習、予備知識無しで観劇。



木曽川の場。



...あれは何...!!!

感激&涙目!!!




本水の立ち廻りとは聞いていたが。




菊之助ワンマンショーなの。


大暴れなの。

水吹いてるの。

物凄くきれいなの。


  昇 天 。



アクションは勿論凄いのですが、

何より、

始終、表情が!

表情が!

表情が!

(落ち着け)


言葉にならない感動。




鳴海春吉というお役、

それまでが、割と"静の人"でしたし、

益々芯のアツさも浮き彫りに。




今までも児雷也とか船辨慶とか、

激しい迫真の立ち廻りは沢山あったけれど。


ココでこの表現をするのは的確ではないかも知れないが、



...カオスだ。

セヴンセンシズ炸裂でした。

エネルギー爆発でした。


菊さんにこんなコスモが宿っていたなんて。



もう、窒息するかと思った。


こんなに菊さんだらけの場面

(や、もっと大勢バトルなのかと思っていた)を
観れるだけでも幸せなのに。



ラスト、

トライデント構えて花道登場、のトドメの一撃で、

魂が抜けましたから。



最前のシーンでは、

パパ(菊五郎丈)らに弄り倒されてましたが。


最近は大分強くなったかな、と思っていたのですが、
やっぱり笑い負けしておられましたが。

(でもそんなところも凄く好き。)



とにかく大昂奮で大変でした。



一先ず、

ピンポイント・五代目菊之助丈レポート。