千穐楽おめでとうございます。

ジプシー男爵。
誰よ、「ヒゲ男爵」なんて言ったのは。
(オレの母上だってばよ。)
シュテルク(霧矢大夢さん)、素敵でした。
いきなり隣を通って行かれました。
演技してるのかしていないのか、分からないくらい自然でした。
冒頭の生立ちソングは痛快。
シュテルクのキャラクターがよく分かるし、
大夢さんらしくもあると思う。
観る度にどんどん好きになる蒼乃夕妃さん(ザッフィ)。
強靭、妖艶、哀愁、
実に魅力的でした。
また更に惚れました。
原作のオペレッタの曲も何曲か使われていて、
特に合唱が本当に美しかった感想。
さすがワルツの王様の仕事。
勿論、色々アレンジはされているのですけれど。
ロマ(ジプシー)が活躍するお話なので、
音楽、背景、お衣装、ダンス、
随所にロマ情緒が色づけてあって、
とても心地よい。
テメシュバール入港シーンとか。
ハンガリーの民俗衣装も好きだ。
美鳳あやさん(ツィプラ)がカッコ良すぎだ!
こう、「芝居の出来る人」が居てくれるから、
迷走しない。
今回、
リュウさまのカルネロ伯爵は久々に隠しキャラ発動だし(登場した時、桐生園加氏かと思った)、
ずっと毅然とした佇まいで無茶苦茶カッコ良いホモナイ伯爵(青樹泉さん)も、
凱旋したらキャラ変わってるし
(中盤、軍服キメキメの一曲に豚窓背景という、あれは切なかった。涙。)、
イシュトバン(星条海斗くん)は、動きもキャラも何となく彼のセドリック(ME AND MY GIRL)みたいだし、
オトカー(明日海りおくん)登場シーンはいちいち豚過ぎる(トンカツ屋か何か。非常に気になるあの豚方陣)し
(でも最初の一曲は、リズムも旋律も難しそうな歌だった。)、
マリア・テレジアさま(花瀬みずかさん)までもがノリノリだし。
魅せ場・ダンスシーンも設けてあり、眼福でした、美鳳さん(眩)。
あと個人的にはパリ(龍真咲くん)が素敵。
いつも以上に音楽を大切にされていた印象。
キャラも素敵。
アツかった。
ナイスまさおでした。
ジャッキー(ME AND MY GIRL)振りに嵌りました。