『ジプシー男爵』 | D-DST

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日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

10月2日 @宝塚大劇場

千穐楽おめでとうございます。
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ジプシー男爵。

誰よ、「ヒゲ男爵」なんて言ったのは。
(オレの母上だってばよ。)



シュテルク(霧矢大夢さん)、素敵でした。
いきなり隣を通って行かれました。

演技してるのかしていないのか、分からないくらい自然でした。

冒頭の生立ちソングは痛快。

シュテルクのキャラクターがよく分かるし、

大夢さんらしくもあると思う。



観る度にどんどん好きになる蒼乃夕妃さん(ザッフィ)。

強靭、妖艶、哀愁、
実に魅力的でした。

また更に惚れました。



原作のオペレッタの曲も何曲か使われていて、

特に合唱が本当に美しかった感想。

さすがワルツの王様の仕事。
勿論、色々アレンジはされているのですけれど。


ロマ(ジプシー)が活躍するお話なので、

音楽、背景、お衣装、ダンス、
随所にロマ情緒が色づけてあって、

とても心地よい。

テメシュバール入港シーンとか。

ハンガリーの民俗衣装も好きだ。




美鳳あやさん(ツィプラ)がカッコ良すぎだ!

こう、「芝居の出来る人」が居てくれるから、
迷走しない。


今回、

リュウさまのカルネロ伯爵は久々に隠しキャラ発動だし(登場した時、桐生園加氏かと思った)、


ずっと毅然とした佇まいで無茶苦茶カッコ良いホモナイ伯爵(青樹泉さん)も、
凱旋したらキャラ変わってるし
(中盤、軍服キメキメの一曲に豚窓背景という、あれは切なかった。涙。)、


イシュトバン(星条海斗くん)は、動きもキャラも何となく彼のセドリック(ME AND MY GIRL)みたいだし、


オトカー(明日海りおくん)登場シーンはいちいち豚過ぎる(トンカツ屋か何か。非常に気になるあの豚方陣)し
(でも最初の一曲は、リズムも旋律も難しそうな歌だった。)、

マリア・テレジアさま(花瀬みずかさん)までもがノリノリだし。


魅せ場・ダンスシーンも設けてあり、眼福でした、美鳳さん(眩)。



あと個人的にはパリ(龍真咲くん)が素敵。

いつも以上に音楽を大切にされていた印象。

キャラも素敵。

アツかった。

ナイスまさおでした。

ジャッキー(ME AND MY GIRL)振りに嵌りました。