※このBlogは2012年のゴールデンウイークにスペインに訪れたときのものです。
イスラム文化の最高傑作と呼ばれるアルハンブラ宮殿に行ってきました!キリスト教の国スペインにイスラム文化っていうのも、歴史の交錯って意味で興味深いところですね。
さて、日本から一生懸命ネットでチケットを予約しようとしましたができなくて、安全策(当日券で入れなかったり、すごく並んだりは嫌だったので) で、ツアーを申し込みました。日本語のツアーだと気分でないと思い、英語のツアーにしてみました。
当日の朝にホテルで待ってて、なかなかツアーガイドがこなかったことは、こちらのBlog にサラッと書いてます。
さてアルハンブラ宮殿に到着。グラナダの地からバスに揺れながらドンドンと登っていき山の頂上といったところにあります。とーっても広く、東京ドームの25個分、東京ディズニーランドの3個分くらいあるそうです。
要塞だったアルハンブラは、イスラム世界でしたが、先日のBlogに書いたコルドバのメスキータ同様にキリスト教国に奪還されましたが(レコンキスタ) 、その文化はある程度(すごく残ってますが) 保持され今日に至ります。
ガイドの方はおばあちゃんみたいな方で、丁寧に建物を説明してくれます。全行程で約3時間以上ありましたが、これでもけっこう駆け足な感じで、アルハンブラ宮殿を徹底的に楽しむには、一日以上はかかるのでしょうね。しかし、ガイドさんのおかけで見所を効率的に回ることができました。
最初に天の楽園に。イスラム文化は水を大切にします。なのでここの場所は井戸から水を引いて、常に潤う作りになっているそうです。
ガイドのおばあちゃんが、しきりにその辺に生えてる草の説明をしてくれたのですが、水に充ちたアルハンブラならではの草がたくさんあるんでしょうね。
そしてイスラムと言えば偶像崇拝を禁じているので、幾何学模様の美しさが発達しました。その特徴と言えるのがこの柱達。
ライオンのパティオの天井はイスラム建築のベストなのでしょう!
有名なライオンちゃん達には工事中で会えなかったですが、このパティオでも建物と水のコラボレーションが見事です。記念写真を撮る人の列が途切れませんが。
また、アルハンブラ宮殿のなかでは異彩を発しているのがカルロス5世宮殿。キリスト文化を注入しようとしたのですが、中途半端な感じといのは言い過ぎでしょうかね。
こうしてみると、スペインにはイスラム文化の傑作が今も根付いていて、それがスペインらしさアンダルシア地方らしさにつながってるのでしょうね。
最後にアルハンブラ宮殿からみえるグラナダの美しさをどうぞ!アンダルシア、グラナダ、アルハンブラ最高です!!
画像が多くなってすいません、かわいい猫もいました♪
あと、小高い場所にあるので、風がよく通り5月というのにかなり寒かったですよ。行くときは、厚着をお勧めします。
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