
あらすじはMovie Walkerをご覧ください。
CSでやってたのを録画しました。やはりCSも戦争映画多いですね。この作品は同じ特攻でも今回は海軍の特攻です。名前は変更してますが、史実どおりに話はすすんでいく作品みたいです。どうでしょうか、では感想を
最初に、感想の前に先に言うと「じゃあ、回天を作るなよ」ってポイントは不問にします。この兵器を作って嬉しいが、同時にもやもやしたものがあるといったことを言うシーンがある。多分、特攻兵器作る人の矛盾である。
まず、よかった所は、特攻前、最後に家族と会う時の松方弘樹らの家族や親しい人との別れのシーンがよかった。わんわん泣きまくる等がオーバーではなく、軍人らしい所はよかったと思う。
最初の回天実験の悲劇は、この作戦の怖さが表現できる。最後に米軍艦隊に特攻する時の感動ポイントはあがる。実験中に沈んでいく回天で、鶴田浩二が書いた遺書は悲劇性が増すのでよかった。
ただ、この映画の褒めポイントは正直ここだけである。
最大の問題点だと思うのは、回天ではなくいわゆる我々が特攻と言われて想像できる、神風特攻隊いわゆる戦闘機による特攻でも話が成り立つ。回天でないといけない理由が特に見当たらない。
そもそも、回天というものの理屈が飲み込みづらい。鶴田浩二が設計図を見せて理屈を説明するが、開発者同志の話し合いなので、正直わかりにくさが半端ない。見てる人全員が回天を知ってるわけじゃないから不親切だ。鶴田浩二の想像で良いので、回天はこうなるのシーンを入れたら替わった。ここをきっちりやらないから回天である必要があんのかと思う。
回天を認める経緯もあまりにもあっさり過ぎではないか?はっきりいってこんな非人道的な兵器をあっさり認めないやろう。しかし、なんか軍の上層部もあっというまに、なんの葛藤もなしにあっさり認める。だから、正直、回天に重みを感じない。
後の回天の演習はさらっと流してしまう。なんでやろう、ここをきっちりやったほうが、成功であろうとも失敗であろうとも、回天による特攻に関する説得力があがる気がする。
結局は特攻して行く兵士たちとそれを支える回りの人たちとの別れ、ここを重視しすぎているため、回天そのものの扱いは軽い作品である。神風特攻隊ならば特攻はどういうものでどうなるかはある程度想像はつく。しかし、回天の効果がわかりにくいので、そこまでこない。
例えば、回天とのすみわけはこうすれば良いのではと思うんやが、神風特攻隊はもともとは特攻するためではないもので特攻をかけるが、回天は特攻に特化した兵器であることの葛藤を強く表現する。もうひとつ、神風特攻隊は燃料切れで助かる可能性もあるが、回天にはそれすらない。それはある程度描けてたが、もう少し強調できたのではないかな。
なんか、こういう映画に低い点をつけると英霊に申し訳ない気がするが、英霊に申し訳ない作品を作った作り手たちへの点数という言い訳をしつつこの点数で
人間魚雷 あゝ 回天特別攻撃隊・・・・30点








