今回はこの作品
あらすじは
allcinema をご覧ください。
とうとうこの作品を取り扱う時が来ましたね。いわゆるスクールカーストというやつを扱った作品ですね。学生時代の自分はスクールカーストでは、おそらく下の方に位置してるのは間違いないです。それを踏まえて感想を見てください。なお、今回は感想が長いため、先に結論から言います。結論だけ見て、後は飛ばしてもオッケーです。
誰が見ても感情移入できるし、どの目線から見ても新しい発見がありそう。自分は一回しか見ていないが、何回か見ればまた別の感想を持つかもしれない。みんな学生生活は体験してるから語りたくなる素晴らしすぎる映画である。100点以外の点はつけれない。
桐島というのがスクールカーストでいう頂上にいる存在やね。結局この映画に出ていないんやけど、格好よくて、強いバレー部にいる部活もできる。さらに、性格も良い。なんでもできる完璧超人やね。そんな桐島が部活辞めて、音信不通なってからの約一週間くらいの話やね。
この映画に出てきたグループについて、大きくわけると4つのグループにわかれるかな。桐島がいたイケてる仲良しグループ&桐島の彼女がいたイケてる女子グループ。桐島がいたバレー部、吹奏楽部、映画部って感じかな。
みんな羨ましがるであろう桐島を筆頭としたイケてる菊池たちのグループ。なんと言ってもスクールカーストのトップがいて、多分スポーツがそこそこできるし、要領が良い。女子達の憧れのグループである。そして、ルックスが良いイケてる女子グループの娘たちが彼女である。タッチでいう南ちゃん的な人がいないから、桐島と付き合ってる梨紗が女子のスクールカーストNO.1って感じかな。まぁ、学生生活をエンジョイしている、スクールカーストは上の人達やね。ただ、俺の目から見たら、意地悪な言い方すると、桐島に寄生してる連中で、一番個性がないが、この時代モテてるから別にええやんって思う。
よくも悪くも平凡な連中で、モテモテって事でケムにまかれてるが、スクールカーストのトップに刷りよって、学生生活を良いものにしようとする人達で、ある意味この人達に感情移入する人もいるかな。
バレー部は強い部活なんで、スクールカーストは上やね。ただ、能力面も精神面も引っ張ってたであろう桐島が抜けて、ズタズタになってる。特に、桐島の抜けた所をやるリベロが一番可哀想。また、ゴリゴリ体育会系の奴が鬱陶しいことこの上ない。
上2つのグループが桐島と近いグループなので、彼がいなくなった事で、一気にバラバラに散りそうやね。桐島が土台やったんで、桐島がいなくなったらあっという間に崩壊しかける。
吹奏楽部の部長の沢島さんやけど、イケてるグループに比べると相当地味で、文化系の部活なんで、やっぱりスクールカースト自体は高くない。ただ、吹奏楽部は文化系の中では比較的スクールカーストは高い気がするが。菊池にあこがれてるのは見え見えやけど、遠くから菊池を見るためにわざわざ屋上で練習するとか健気な娘。ただ、イケてるグループからすると、部活に熱中し過ぎのイケてない娘扱いやった。こんな特徴のない連中に言われたくないやろうというのは抜きにする。菊池と沙奈のキスシーンを目の当たりにして、(させられて)部活に目覚めていく。
最後に、今回の主役といえる前田ら映画部なんですが、はっきりとスクールカーストは一番下で、完璧にそういった扱いになってる。読んでる雑誌を落とされても拾われないとか。部室も剣道部の奥やし。スポーツも全然あかん。ただ、顧問が描いた脚本とは言え、一つの大会をクリアしてるから、それなりに活躍してる。自分の撮りたい映画を撮ると立ち上がるという、ある意味ではこの人達が一番自立してるかも。
前田とかすみがたまたま同じ映画を見てたってのは結構テンションがあがる。ただ、後の会話の盛り上がらない所はやっぱりイケてないかな。学食で声をかけられたりしたら、これは男性ならわかるやろうが、もしかしてとやっぱ思ってまうな。
だが、残念ながらイケてるグループの竜汰と付き合ってるのを、たまたま知ってしまった。そこで、映画の完成に情熱をぶつけようとする、、、。あれ、沢島さんとほぼ一緒やね。しかも、2回目の撮影場所で揉めた時前田はシンパシー感じたやろうね。
このカーストが低めのグループは桐島とはカーストの位置が遠いから、桐島が何しようが直接関係ない。打ち込むものもあって、このグループはぶれていない。そう言えばもう一人ぶれてない人がいたな。それは野球部のキャプテン、彼は恐らく弱小野球部やからあんまり試合とか勝ってなさそうやけど、プロになると思い込んでる。
人物像はこんなイメージ、これを見る人の客層は映画ファンが多いやろうから、映画部に一番感情移入できるような作りになってると思う。その計算も上手いなぁ。で、この人達が最後に一ヶ所で混じりあう。
最後のシーンやけど、あの無礼なバレー部のゴリラ野郎が、映画部が作った惑星を蹴ってから、ゾンビ映画のシーンはよかった。吹奏楽部の演奏もマッチしていた。恋を無くした方が、芸術作品を作り上げた所にカタルシスを感じた。結局は尻すぼみしたが、あんなことがなかったら攻撃的なことも無いもんね。
菊池は何をすれば良いか、できる奴はなんでもできるって発言するが、それは桐島に向けて言ったことやろう。ただ、菊池は結局何もできないし何もしなかった奴である。菊池は前田やキャプテンを見て、ただ単に好きやからやることの尊さを理解したであろう。
感想はこれで終わり、あぁこれでも語り足りない、、、、。
桐島、部活やめるってよ・・・・100点