千葉市にあります千葉公園は、かつて旧陸軍鉄道連隊の演習場でありました。

そのため、公園には鉄道連隊が使っていた演習用の橋桁とコンクリートドームが残っています。

シベリア出兵があった1918年に鉄道連隊は第一、第二連隊に増強されたが、綿打池から競輪場一帯は、この時第一連隊の演習場でした。

演習線は千葉市の第一連隊から津田沼の第二連隊を経由して、松戸の工兵学校まで総延長45キロに達してました。

鉄道連隊は軌道の敷設だけでなく、路盤構築、鉄道の爆破・架橋など様々な任務を任されていました。

 

千葉都市モノレールの千葉公園駅を降りて、すぐのところにコンクリートドームが見えます。千葉公園は、JR千葉駅から歩いて20分で行けるので、自分は千葉駅から歩いて行きました。そして、コンクリートドームを見つけましたが、

 

 

な、なんと((((;゚Д゚)))))))

 

 

工事中で、間近で見れない(*_*)

外から撮影する以外にない。

このコンクリートドームは、トンネル工事演習に使用されていました。

 

 

 

上部には鉄道連隊のマークが取り付けられてます。

 

 

 

間近で見られないので、千葉駅の階段から側面を撮影。

 

 

 

その後、演習用橋桁を見に公園に入ります。

この池が綿打池であります。

綿打池をぐるっと回ったところに、ありました(^^)

 

 

 

架橋演習用橋桁です。

 

 

 

橋桁にはプレートが貼ってあります。

「元鉄道隊架橋訓練跡」と書いてあります。

 

 

 

架橋の前には説明版が設置され、周辺の軍跡の地図も表示されています。

最後に公園内にあります荒木山に向かいます。荒木山は、鉄道連隊のラッパ手訓練が行われていたことから、「ラッパやま」と呼ばれていたそうです。ですが、興安嶺作戦で戦死した鉄道第一連隊の荒木克業工兵大尉の銅像が、この丘に建立されたため、それ以降は「荒木山」と呼ばれるようになりました。ですが、戦時に金属供出することになり、現在は銅像はなく、荒木山の由来の解説板があるのみです。

荒木山の手前まできましたが・・・

 

 

えっΣ(゚д゚lll)

 

 

 

ここも工事中で入れない。

残念(TT)

 

 

 

工事が終わるまで、コンクリートドームと荒木山は間近で見れないですね(^^;

 

 

 

その後、千葉公園を出て、作草部に向かいました。