カケラの中。
圭一(圭花)は教室にいた。他の人には見えてないようだ。
幽「ほら自分を見てみなさい。」
圭一(圭花)は幽霊の言う通りに自分を見た。すると
幽「圭一。あなたはずっと無意識のうちに魅音を見つめていたのです。他のカケラもです。見ますか?」
圭「いや…十分だ。元に戻してくれ。」
圭一は目を伏せながら幽霊に伝えた。自分の部屋に戻って圭一(圭花)は幽霊にいきなり土下座した。
幽「いきなりなんの真似なのですか?」
幽霊は焦っている。
圭「幽霊お願いだ。こ、告白のやり方教えてくれ。この通りだ!!!」
幽「圭一はつくづく面白い奴なのです。この縁結びの神に任せるのです!!」
こうして圭一(圭花)と幽霊の夜は明けていった。
幽「圭一頑張るのですよ!」
圭「ぉう!なんか緊張するな…」
幽「大丈夫なのです☆縁結びの神がついてるなのですよ?」
圭「昨日から気になってたんだがお前幽霊じゃなくて縁結びの神なn」
幽「レナが来ますなのです!健闘を祈るなのです☆」
そう言うと幽霊は消えてしまった。
レ「圭花ちゃん!おはよ!」
圭「ぉ!?圭花!?」
レ「だってこう呼ばないと回りの目線が痛いんだもん…」
圭「そ、そうだよな…まぁい、行くか。うわはは。」
レ「圭花ちゃんどうしたの?なんか変だよ、だよ?」
圭「そんなことないんだよ、だよ?さぁ行こう!」
レナ(レオ)は不思議そうな顔で圭一(圭花)を見つめていた。しばらく歩いていると水車小屋についた。魅音(魅一)もいた。
レ「魅ぃ君!おはよ!」
魅「レオも圭ちゃんもおはよ!…圭ちゃんなんか元気ないみたいだね?もしかして深夜あるエッチな番組見てたの?ダメだなぁ圭ちゃん女の子なんだからぁ…圭ちゃん?」
圭一(圭花)は魅音に目を合わせないように俯いていた。
圭「早く学校行こーぜ」
レ「あ。急がないと遅刻だよ、だよ」

あっという間に放課後。圭一(圭花)は一回も魅音(魅一)と目を合わさなかった。
悟「圭ぃ…圭花今日どうしたんだろ?」
詩「さぁ?おね…お兄は何か知らないんですか?」
魅「朝からずっとあんな感じだよ…ねぇれ…レオ?」
レ「うん…沙都史君のトラップに引っ掛かっても無表情。」
沙「たまに変な奇声をあげてましたわ。ねぇ梨央。」
梨「はいなのです。でもこれも今日で終わるのです☆」
梨花(梨央)が言うと圭一(圭花)が立ち上がり
圭「皆!魅音にちょっと用があるから先に帰ってもらえるか?」


黒梨「圭一。よく聞きなさい。」
梨花(梨央)が急に黒くなった。
黒梨「私はこの世界を失いたくない。だから圭一。戦いなさい。あなたが教えてくれた様に自分の運命も抗ってみせなさい。私も協力するわ。」
圭「梨花ちゃん!?…でもどうすれば…?」
梨「簡単な事なのです。圭一が魅ぃに愛の告白をするだけで良いのにです。にぱー♪」
圭「!?りりり梨花ちゃん!?いきなり何を…」
黒梨「ふっ。つくづく鈍感な男ね。よくもまぁ私もこんな男を好きになっちゃうものね。クスクス。」
圭一の顔は真っ赤だ。
圭「梨花ちゃん…あの気持ちはありがたいケド…」
黒梨「知ってるわ。魅ぃが好きなんでしょ?」
圭「へ?」
黒梨「これはね意地悪な幽霊が見せている世界なの。だからあなたが魅ぃに告白しないかぎり元には戻らない。クスクス。私の出番はこれでおしまい。後は自分の力で頑張りなさい。じゃーね。幸運を祈るわ。」
そう言うと黒梨花(梨央)は教室を後にした。
圭「俺が魅音に告白?おお俺が魅音をすす好き?」
圭一(圭花)は頭を悩ませながら下校した。
そして深夜。
圭一はまだ起きていた。
?「ぁうぁう。」
どこからか声が聞こえた。
圭「?だれだ」
?「幽霊なのですよー。」
と言いながら圭一の目の前に現れた。
圭「うわぁ!」
幽「ぁうぁう♪圭一早く魅音に告白しやがれなのです☆じゃないと圭一は一緒そのままなのですよ?」
圭「だぁーもう!!なんで魅音なんだよ!確かに魅音の事好きだケドそれは友達としt」
幽「違います。」
圭一(圭花)が言い終わらないうちに幽霊が口をはさんできた。
圭「なっ!違わねぇy」
幽「ならばこのカケラを見るがいい。」
気づけば辺りには沢山のカケラが散らばっている。
幽「どれでも良い。カケラに触れなさい。」
圭一は戸惑いながらも一番近くにあったカケラに触れた。




放課後。
レ「私達以外は性別は変わってないみたいだね。」
魅「うん。名前もね」
沙「私は沙都史ですわ」
魅「おじさんは魅一。詩音は詩一。圭ちゃんは圭花で悟史は悟美。レナがレオで…」
梨「僕は古手梨央なのですよー。にぱー♪」
悟「むぅ。みんな僕が始めから女の子だったかのように接してきたよ。」
詩「悟史きゅんは女の子になってもすごくかわいいです☆きゅんきゅん☆」
レ「ねぇ梨花ちゃん。梨花ちゃんは何か知らない?」
梨「知ってますですよー。」
沙「梨花知ってますの!?なぜそれを先に言いませんの!!」
梨「みー。言いだすタイミングが分からなかったのです。」
レ「梨花ちゃん。なんでこうなったか教えて。」
梨「これは僕よりも圭一の方がよく知ってますです。にぱー♪」
圭「え?俺?」
梨「はいなのです。幽霊さんの話しをすれば良いのですよ。」
圭「でもあれはただの夢だせ?」
レ「圭一君!いいから話して。」
圭「昨日な……って話しだよ。」
圭一(圭花)は昨日の夢の話しをした。すると
詩「なんでお姉が男だったらと思ったんですか?」
圭「だって魅音男らしいし男だったらもっと良い親友n…」
がっしゃん!!!!!!!!詩音(詩一)が近くの机を蹴飛ばした。
詩「圭ちゃんには呆れました。お姉。悟史君帰りましょ。葛西が迎えに来てます。」
そう言うと詩音は悟史(悟美)と魅音(魅一)を引っ張って教室を出て行きました。
魅「ちょ…詩音!みんな、また明日!」
魅音(魅一)の声がちょっと震えてた。
圭「え?俺、なんか言ったか?ってかなんで魅音泣いてたんだ?目にゴミでも」
パチーン。圭一(圭花)の頬にレナが平手打ちをくらわした。
レ「今の圭一君最低だよ。よく頭冷やして。…私も帰るね。」
レナ(レオ)はさっさと教室を出て行った。
圭「ってぇ…どうしたんだあいつら?」
沙「圭一さんには乙女心が全く分かってませんわね。ほんと呆れますわ。」
沙都子(沙都史)は深いため息をつき帰る支度をし始めた。
圭「は?どういう意味だよ?乙女心?」
沙「レナさんやねーねーに言われた事を踏まえてよく反省しなさいませ。梨花帰りましょう。」
梨「みー。僕は用事があるんで先に帰ってて欲しいのです。」
沙「分かりましたわ。お夕飯までには帰って来なさいませ。」
教室には梨花(梨央)と圭一(圭花)だけになった。