沙都子が悟史の前に出た。
悟「沙都子?」
沙「にーにー、一体どうしたんですの!?」
悟「僕はただ僕らを虐めた奴らに復讐してやってるのさ。」
沙「…ふ、復讐?」
悟「そうだよ。復讐だよ沙都子!そして沙都子にも復讐する権利がある。…沙都子?」
沙都子は泣いていた。
沙「えっぐ…にーにー本当にどうされた…んです…の?にーにーは間違ってますわ!!私は…私は魅音さん達に感謝してますわ。」
沙都子はぎゅっと涙を拭った。悟「感謝?」
沙「えぇ。こんな私をこんなに素晴らしい旅行にご招待してくださったり、おりょうさんを説得して下さったり。本当に感謝してますの。確かに昔は魅音さんを憎みましたわ。でもそれは私の弱さでしたの…そして私は強くなりましたわ。だから私には復讐はいりませんの。にーにーも目を覚まして下さいまし!!!!!」
沙都子は凛とした顔でそう言い張った。
悟「…さい…うるさい。うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさーい!!!!!」
悟史は木の棒を振り回しながら叫んだ。そして沙都子に攻撃をした。しかし沙都子はニヤっと笑い
沙「おっほっほっほ!にーにーが私に勝とうなんて一億光年早いですわぁ!!」
沙都子は悟史の攻撃を交わしてて反撃しようとしたが足を滑らしてしまった。それを見た悟史は
悟「うぉーーー!!!」
沙都子に木の棒を振り上げ降ろした。けれどそれは沙都子には当たらなかった。
レ「け、圭一君!?」
圭「ふぅ…あっぶね…沙都子大丈夫か?あと一億光年は距離だぜ。」
圭一が木の棒で悟史の攻撃を防いだのだ。
沙「圭一さん…気を失ってたんじゃありませんの?」
圭「へっ。おかげさまでここまで回復しました。それと沙都子は下がっとけ悟史は俺に任せろ!」
沙「嫌ですわ。さっき一瞬にしてにーにーに負けたくせに勝てるわけないでございましょ?私一人で十分ですわ。」
圭「じゃあ共同戦だ!これなら文句ないだろ?」
沙「まぁ圭一さんがそこまで言うなら仕方がないですわね。」
レ「圭一君!それ、レナも入れてくれないかな?かな!」
圭「あぁ良いぞ。そのかわり足引っ張ったら今日1日中メイド服だからなぁ!!もちろん沙都子もだ!」
レ「あははは。圭一君も足引っ張らないでね?」
レナは何処からか鉈を取り出した。
黒梨「…戦おうという気持ちがここまでも美しく神々しいとは知らなかった。ふっ。この100年の魔女も戦おうではないの。クスクス。」
レ「…そうだね。圭一君の言う通りだよ。梨花ちゃんごめんね?」
沙「梨花。にーにー達はどこにいるんですの?」
梨「洞窟なのですよ。」
圭「よし。みんな行くぞ!」
魅音を先頭に洞窟へ向かった。
圭「ここが例の場所か?薄気味悪いな…」
梨「みんな気をつけるのですよ?今の悟史は見境なく攻撃してきますのです。下手すれば殺されかねませんのです。だからみんな武器を持つのです。」
魅「殺すぅ?あの悟史がぁ?ありえないよ!」
梨「ありえるから言っているのです。油断は禁物なのですよ。」
沙「梨花の言ってる事が理解できませんが行きましょう。」
そして梨花達は洞窟の中に入って行った。
しばらく進むと明かりが見えた。
魅「きっとあそこだ。行こみんな。」
魅音の掛け声でみんな走った。しかしそこには悟史と気を失ってる詩音がいた。
魅「詩音!?」
魅音は詩音の方に走って行こうとしたが
圭「魅音!危ない!!」
悟史はとても太い木の棒で魅音に襲い掛かろうとした。
悟「ちっ。外したか。」
魅音は間一髪で悟史の攻撃をかわした。
魅「悟史?これは何の真似?」
悟「わからない?だったら自分の胸にでも聞いてみればいいじゃないか。」
魅「悟史の言ってる意味わからないんだけど。」
悟「とぼけるなぁぁぁ!!お前ら園崎は僕ら北条を散々虐め抜いてきてそれを今頃許す?ふざけるな!!ろくに謝りも来ずによぉ!」
明らかに悟史の目の色が違った。それは憎しみや悲しみの色をしていた。
魅「っ。…ごめん…」
魅音は震える声で謝りの言葉を述べた。そして…
レ「魅ぃちゃん!!!」
悟史は魅音の頭を木の棒で叩きつけた。
魅「ぐっ…。」
悟「おのれぇぇ!!!これくらいで…!?」
圭「悟史。そのくらいでよせ。」
悟史がもう一発魅音を殴りつけようと棒を振り上げた時圭一はその棒をつかんだ。
悟「邪魔しないでくれないかな?圭一。」
圭「それは無理なお願いだな。」
悟「圭一は仲間だと思ってたけどやっぱり敵だったんだね。」
圭「俺は悟史の仲間だ!だから止めたんだ!なぁ悟史もうやめようぜ?」
悟「圭一ダメだなぁ。そんなのじゃ。僕には勝てないよ?」
悟史は一瞬にして圭一から木の棒を取り返した。
圭「やっべ。」
悟「やっぱり圭一は弱いね?」
悟史は圭一の腹に一発お見舞いした。
圭「ぐはっ。」
圭一はその場に倒れこんだ。
沙「にーにー。もう止めて下さいまし!!」
カップ麺だった。
圭「はっはっは。みんなどうした?早く食べねぇと伸びちまうぞ?」
魅「けけ圭ちゃん!!なんでカップ麺なわけ!?」
圭「え?だってこれ以外俺作れねぇし…」
詩「だから圭ちゃんには任したくなかったんですよ!」
圭「へ?早く食べよーぜ?」
レ「そだね…レナもお腹すいたかな、かな?」
梨「み~。僕は辛いラーメンにするのです。にぱー♪」
そうしてみんなカップ麺を食べおえた。
悟「むぅ。久しぶりにカップ麺食べたよ。」
沙「そうですわね。カップ麺何かよくのお屋敷にありましたわね。」
魅「お父さんがカップ麺好きなんだよ。」
こうして1日が過ぎていった。
2目の朝、事件がおこった。
圭「悟史がいない!!!」
沙「こっちは詩音さんがいませんわ!!」
魅「詩音とどっかに行ったんだと思う。詩音はこの島の事よく知ってるから大丈夫だよ。」
黒梨「羽入。」
羽「はいなのです。」
黒梨「詩音と悟史はどこなの?」
羽「わからないのです。」
黒梨「そ。じゃあ探して来なさい。」
羽「了解なのです!」
羽入は実体化できるが雛見沢以外では実体化は難しいらしい。だからみんなには見えないし風邪で行けれなくなった設定だ。
圭「まぁ朝飯でも食おうぜ!」
しかし夕方になっても詩音と悟史は帰って来なかった。
レ「詩ぃちゃん達遅いね…。」
圭「そうだな。ちょっと遅すぎるよな…」
黒梨「(羽入はまだなの?)」
羽「梨花ぁ!」
黒梨「羽入遅すぎ!」
羽「ぁうぁう。詩音と悟史がいましたです。」
黒梨「本当!?どこに?」
羽「それが悟史が雛見沢症候群を発症してて…」
黒梨「嘘!?」
羽「本当なのです。でも今は気を失ってて詩音と洞窟にいますです。」
黒梨「分かったわ。」
圭「梨花ちゃんさっきから何ぶつぶつ言ってるんだ?」
圭一が不思議そうな顔で梨花をみた。
黒梨「詩ぃと悟史の居場所が分かったわ。」
圭「へ?梨花ちゃんキャラが変わっt」
魅「それ本当!?」
黒梨「えぇ。でも悟史は今情緒不安定だから一刻も早く行かないと詩ぃが危ない!」
レ「ちょっと待って。」
いつもと違って冷静なレナが魅音をとめた。
レ「おかしいよ。今までずっと梨花ちゃんは私たちと一緒にいたんだよ?なのになんで詩ぃちゃん達の居場所が分かるのかな?かな?」
黒梨「それは…(羽入の事を話しても信じてくれないだろうし…)」
圭「レナ!今は攻めてる場合じゃない。今は梨花ちゃんを信じるんだ。」