9月に行われたD1合宿のVTRのあとマイケルナイマンの「コックと泥棒、その妻と愛人」の曲と同時に緊張感のある講義は始まりました。
1人目は植村。

「デザインとは」から始まり「斜めパネル」の重要性について話されます。
次はVeLOの鳥羽直泰氏によるデッサン&ダイヤグラム。

ステージ上では実際に鳥羽氏によるデッサン&ダイヤグラムが黒板にかかれます。デザインをする時には必ず頭にデザインを起こしてから形にする事が大切です。

ダイヤグラムが終わり気付くとステージ中央にはMINXの岡村亨央氏が立っています。
ヘアスタイルにおいて最も重要なゾーンである顔周りのデザインについて。
実際にマネキンのバングに岡村氏のハサミが入ります。

ヘアスタイルを作る上で忘れてならないのはトータルでのバランス。
ヘアとファッション、そして今年のファッションの傾向がUNDERGROUNDの永田秀和氏より話されます。
D1 2010のテーマは「サヴェージ」
今年のトレンドでもあるアニマル柄や、ファー素材など質感や形とのバランスがとても重要になります。

ステージ左側の幕が中のファーコートが永田氏によってマネキンへ着せられました。
衣装をきたマネキンは次の古城によってついに完成型へと変化していきます。
古城
による質感についての講義。イメージ、衣装に合わせ、カールの強さ、ボリュームをコントロールしていきます。
再度登場してきた5人はメッセージを述べ、会場へと姿を消していきます。
ステージ上では右側の幕が下ろされています。
同じヘア、同じ衣装を着たモデルがステージ上に立っています。
マネキンとすり替わったモデルはステージを歩き、この未来講義は終了を迎えました。
普段皆さんがデザインをする時のプロセスがこの20分間という短い時間の中で行われました。
とても張りつめた空気の会場でした。

この後、いよいよファイナリスト達の熱い闘いが始まります。
