
1日目は、植村によるサロンワークショットとモード系ショットの2点の作品のDEMOストレーションを行いました。
はじめは、サロンスタイルのシューティングです。
カールアイロンでカールを重ね、ボリューム感と質感を出しています。
カールのコントロールによりフォルムと質感が変わることでモデルさんの印象が大きく変化します。
今やヘアデザインをする上ではカールをプラスしていく事は必要不可欠なのではないでしょうか?


2点目の作品は、モードスタイルです。
モデルさんはハーフのアナンダ。
前髪にエクステをつけ厚みをつくり全体のバランスをみてアシンメトリーなデザインにカットしていきます。


撮影に入るとポージングの角度、向き、ライティングとモデルさんのベストポジションを見つけ出す植村は、真剣そのものです。


2つのデモストレーションも終え、明日の自分達の撮影に期待をふくらませ1日目のPHOTOセッションコースは終了しました。
2日目は、生徒さん達の撮影です。

朝早くからウィッグの仕込みで大忙しです!!
(後々聞いた話では前日になるまでモデルさんが決まらずウィッグを4パターン作ってきた生徒もいたそうです。意気込みを感じます。)
ぞくぞくとプロのモデルが(D.D.A.に)やってきました。
中には日本語が話せないモデルさんもいて苦戦しました。



メイキャップアーティストの水野さん(3rd)とセッションを組み各自仕込みが始まりました。
水野さんは仕事が早くて美しい、パーフェクトでみとれちゃいました。
作品が仕上がり、シューティングスタートです。
フォトグラファーに久高さん(Synchronicity)を迎えヘア、メイク、ライティング、衣装、モデル、それぞれがベストな状態で重なり1つの作品ができる。


ここで大切になってくるのはトータルで考えるバランスですよね?

そしてイメージを作り上げる事が一番難しいですよね?


どれくらいのボリュームをつくるか、毛先にどれくらいのカールをつくるか、形は?質感は?ここでもやはりイメージに合わせたカールをコントロールする事が重要になってきます。


サロンワークでもおなじことがいえますよね。
1本でも2本でも毛先に、もしくは前髪に巻いてあげるだけで印象はおおきくかわります。
まずはそこからお客様へアプローチしていくことがデザインの幅を広げる第1歩です!!

1人1人がそれぞれ真剣なまなざしと緊迫した表情で作品が映りだされるモニターを見ている。
生徒さん達の姿を見てなんだか緊張感がはしりました。


全員が撮り終えた瞬間、緊張の糸が切れたかのように、なごやかな空気にどっと変わりました。
あっという間の2日間だったけれどたくさんの事が学べたのではないでしょうか

2日間で得たものはとてもたくさんあったと思います。
濃い2日間でしたね。
皆さんお疲れ様でした。
