
今回は表紙と中ページ(パーマのテクニカル)です。
朝9時にスタジオに入り仕込みスタート。パーマの特集号ということもあってカットだけでは表現できない質感あってこそ!の見事なフォルムができました。

今回のイメージは「spacy」。

形、質感、色が見事にマッチできたと思います。
さらにメーク、コスチュームそしてライティングがそれぞれにいい形でコラボレートできいい写真にできあがったと思います。

衣装がゴールドに決まるとウィックを合わせてパープルに染めました。
さらにアイロンで質感をつけカットすると・・・
モデルもびっくり!
想像もつかなかった超cool!なヘアができました。

中ページのパーマのテクニカルでは、昨年のしんびようドライプロセスの連載に引き続き、パーマのカット、そしてそれに対するワインディングを見直すべくモデル二人を使ったケーススタディを行いました。
昨年のD.D.A. ヘアデザイニングコースを通しても思ったことは、毛流やクセがある人に対して、イメージに対してのカットベースが弱い為にまずフォルムがつくれないことです。

そしてそこからイメージのパーマスタイルに迄もっていくワインディングが弱いことから仕上がりがイメージ通りにならない、よりダメージしてみえる、ワンパターン化してしまう…等思いもよらないことに気づくことが多かったと思います。

最近ブームかと思われていたパーマも何だか盛り上がりきらないのは何故でしょうか。

パーマは日本人のニーズには不可欠なはずですよね。

もう一度考え直し、弱点を強化すべく何か伝えられたらと思い撮影をしました。


もちろん今年のヘアデザイニングコースではそこをメインにすすめていこうと思っています。
ぜひ楽しみにしていて下さい
